PF2位ソニー超絶決算で年高値、PFも年高値

stock-investment20210205 日本株投資

去年10月頭にNTTドコモTOBによる利確で得たキャッシュ全てを注ぎ込み、その前のコロナショック時にいったん手放したソニーを一気にPF2位まで買いました。その日のうちに3%以上下落しましたが、決算に向かって徐々に切り返し、上方修正の決算でさらに上昇。運良く直近の大底で拾えた形となり、その後は順調すぎる上昇ぶりで、この規模の大企業で短期間で30%そこらも上がって目標の目安10,500円に到達。あまりに短期での上昇という以外は不安要素はなく、業績、PER等から見てもまだまだ株価は穏当。しかし過去の別銘柄での持ち高引っ張りすぎによる損失の経験から、冷徹に売りを自分の中でほぼ確定しました。

もう売ります、という感じで以前の記事を締めたものの、売り材料がなかった。しかも次の買いの候補もそこまで定まっていない。相場全体が米株の下落で調整し始めており、2月は下落しやすいというアノマリーもあり、売ってキャッシュにしておいて次の銘柄の買いを窺う、というのもありかという雰囲気でしたが、ソニーの次の決算を見ないという選択肢まではやはりなかった。その後調整局面となり、一時は10,000円すら割り込みましたが、ここで細かく私が今更書くまでもなく第3四半期決算は純利益では史上最高益となる上方修正決算をたたき出してきて、「ゲーム新機種発売年は利益の谷間」という定説も覆し、株価は2日急伸、過去の高値と違い今回は実力で高値を更新してきました。PERもまだまだ低い。ゲームは言うに及ばず、音楽ストリーミングも鬼滅の刃などで上向き、他セグメントも回復傾向で、半導体でも一時禁止とされていたファーウエイとの取引も再開の報も。売り上げがどんどん伸びるグロースではないけれど、インパクトのある利益に増配を発表し、望外の決算でした。やはり株価は目安に過ぎず、よくファンダメンタルズを見るべきだと思いました。先に任天堂がかなりの好決算と上方修正を出しながら株価下落というのを見ており、ソニーもあるかな、と思わないでもなかったですが、それでもこの決算なら持ち続けましたね。

今週は主力の自動車関連銘柄も同業他社や自動車メーカーほどではないですが上昇。保有以外でもコロナ向かい風出遅れ銘柄群が他にも不動産、JR、航空、カラオケ等々大幅に上がり、エムスリーやレーザーテックなどグロースは今日下げました。PFはこちらも好決算、株式分割のMonotaROが上げたのも加わって、全ての営業日で上昇。+5.65%は週の上昇幅としては投資人生に残る記録となりました。保有銘柄で悪い決算が一つも無い。逆に言うと去年はコロナ向かい風が多いPFで苦しんだということですが・・・

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