1月の保有銘柄の動向

日本株投資

2025年1月は終わってみれば日経平均は-0.8%と少しマイナス、TOPIXは+0.1%に浮上、グロースは+1%と上昇に。保有資産全体では最終営業日に-0.05%と、微妙にマイナスに振れました。途中、日経平均は主にハイテク半導体AI関連の大型株主導で大きな下落を見たりしましたが、そういう時には保有資産は強く、主に主力の知多鋼業の堅牢さで下げず、踏みとどまっていました。

知多鋼業はカヤバによる買値の決まっているTOBを間近に控えて、そこ付近から極めて下がりにくい状態。最終的に相場は持ち直し、保有資産は知多鋼業は+だったものの、ヤマシタヘルスケアHDが10%強の下落。他、サイボウズ5.64%安、エネオス5.02%安、JTが4%弱安、MonotaROが約3%安と、5銘柄が大幅安となり、資産全体の月次騰落率ではTOPIXに追い越されました。

その中で、四半期決算が絡んだのは1銘柄のみ。そのヤマシタヘルスケアHDは、今月発表の第2四半期決算が進捗順調で、減益予想の当期ですが達成しそう。発表後、ちょこちょこ売られていましたが最終営業日付近でドカッと売られ、急落。前回決算直後はもっと売られ、それが一旦底打ちしたタイミングで300株買えましたが、含み損まで落ちました。買い増し予定ですので、買い場が出来たと思いましょうか。株価は上下激しい銘柄と、あらためてわかりました。

主力の知多鋼業も第3四半期決算を発表しましたが、すでにTOBによる上場廃止が決まっており、参考程度。とても順調ないい決算でした。サプライズこそないですが・・・

そしてMonotaROは2024年期本決算を発表したのが昨日。昨日ですので株価の反応はまだというところ。大幅増配と優待廃止を発表。業績は二桁成長、最高益を持続。私は優待廃止は大賛成派。しかし、優待廃止は株価にネガティブに働くことが多く、見物ですね。これも買い増しチャンスかもしれない?まあ、知多鋼業を売るまでキャッシュがないんですが・・・

その知多鋼業のTOBはこのほど実施が正式に決まり、そろそろ始まるとのアナウンスが。私は前職がバイク仕事で、同僚らバイク好きの人間(私は全然好きではない)の気質を知るにつけ、この業界は堅いぞ、言葉は悪いが自分の同僚の底辺クラスの雇われ人が無理をしてでも何台も所有しているぞ、世界の二輪車需要は増しているし、二輪車向けサスペンション部材のトップ企業である知多鋼業は財務も磐石で、キャッシュリッチの超割安資産バリュー株、これは損しにくい、長期では儲かる確率が高い、長期目線で買値は忘れて保有だ、と、6年前当時、投資初心者だった私は資金の大半を投じ、まとめ買いしました。長かったですが、同期間の日経平均が約8割ほど上がる中、買値から2.7倍と、日経平均の倍以上の上昇をしてくれました。

他の資産バリュー投資家の方達は知多鋼業を数多ある資産株の一つとして、ポートフォリオの一部に組み入れるにとどまっている中、自分はそこの指標はおまけで、あくまで業績が長期堅調な、ニッチトップの成長銘柄としてポートフォリオの中心に据え、ジッと持ち続けていたので資産全体に与える株価上昇のインパクトは大きかった。一応資産全体でも投資元本の2倍を達成(配当含む)できました。まあ、この大主力銘柄を全部売ると利益も大きいが税金も当然多くかかるので相当持って行かれますが・・・

という感じです。来月は知多鋼業を売るので税金が220万円ほど引かれ、資産全体でも-7.6%ものマイナスパフォーマンスとなります。そして新たにキャッシュが元の投資元本以上に出来るので、コツコツまた再投資に回していきます。新たな一歩ですね。

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