日本株投資始めてそろそろ2年

stock-investment-diary20201213 日本株投資

2018年の12月14日に、まだまだ訳もわからないうちに資金をほぼ全て株式に入れ、フルポジにしてしまいました。リンチの「株で勝つ」を熟読し、かぶ1000さんらの取材記事を読んで銘柄を参考にして調べて吟味してみたり、10月のショック安を回避して見送ったり、投資を考え始めてからしばら~く銘柄調査してみたものの、自分の仕事関係、身近なところ、得意分野等、とくに強み、妙味も見つからず。年末は損出しなどで小型株中心に株価が下がりやすい、買い場だと「株で勝つ」に書いてあったので、本業の進行が忙しくなる前にと(とんでもない愚かな考え。何ヶ月でも1年でも納得いくまで調べればいい)決め手もないまま15銘柄にも分散しました。とりあえず手広くといった感じです。その当時としては吟味しただけあって、大損はしなかったですが・・・ご存じの通り10日後にクリスマスショックです。2019年はそれをカバーすることからでした。

とりあえずファンダメンタルズに悪影響が出た銘柄はないとの見方で保有し続け、けっこうあっさり大体戻しました。結局決め手もなく選んだ銘柄達なので、握力も弱く、あるいは中期と長期の区別も曖昧で、モメンタムで急騰して喜んで握り続けて結局含み損に落ちたり、とにかく方針が定まらない。そして、現在の主力の自動車関連銘柄を見つけ、資金の大半をシフト。集中投資です。長期で見込みがあると思いましたし、前職の関係でその分野にはやや知識がありました。実感というか。調査ではわからない「中のこと」と言うか。次々と元のポジションを売り、銘柄数を絞りました。株価の落ちてきた夏頃に不動産関連の好況の気配を感じ、資金をかなり追加入金し、LIFULL、ハウスドゥ、東急不HDを買い、短期でかなりの利益。しかしこれも今振り返れば決算またぎに勝っただけのこと、に近い。東急不HDはその後も年高値を更新し続けましたが、LIFULLはいったん利確後に大きく下がったとき安易に買い戻し、コロナで50%損切り。ハウスドゥは高値から下がって来た頃に小さな利確後、これも後にまた下がったときに安易に買い戻してコロナで半減。今は盛り返していますが・・・東急不HDもコロナで半減。今じわじわ上げてきていますが、不動産関連は未だ大きく含み損です。主力の自動車関連銘柄も米中摩擦にコロナと、状況は悪化の一途。今が底打ちで、今後に期待というところ。2019年中で見れば、コロナ前なので不動産関連はまだ好成績と言え、市場平均の半分以下とはいえ+で終わりました。

そして今年はコロナから始まり、未だ年初来マイナス。ただ、主力の自動車関連銘柄1つの含み損が全体のマイナス額をかなり上回っており、それを除けば他のソニー、大王製紙、EC銘柄、利確したNTTドコモなどのおかげで+までいけています。ようやく長期スパンでの投資が少しわかりかけてきたというところでしょうか。株価ではなく会社に投資する、という言葉の意味も。相場に振り回されて売買を繰り返せば機会損失が増える。年初のPFを変えずに持ち続けるだけで現在のPFの成績を上回っていた事実も。当時その判断は株価を見ずにファンダメンタルズで判断したとしても容易ではありませんが、口座を見る時間もない、あるいは忘れていた人が得をしたことになります。NTTドコモのTOBも当てる必要はなかった。そういう経験を積めた。変なまぐれ当たりの大儲けとかせず、主力の停滞にじりじりし、業績を見続ける。結構いい2年目だったと思います。成長を続けたい。今年の成績がとか、指数に比して、とか、何も気にする必要はない。

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