保有銘柄 四季報の書きぶり

stock-investment20221217 日本株投資

とりあえず四季報最新号、保有12銘柄だけ目を通しました。すでについ先日に再上方修正、増配、来期増収大幅増益予想を発表したばかりのクラウド銘柄については四季報は当然キャッチしていず、書いてあることは遅れた情報になっています。ソフトバンクGについては大幅減額と、これも新しい情報は無い。主力の自動車関連銘柄や鳥羽洋行に関しては、当たり前のように24年期は自動車生産回復で~と書いてありますが、そうなってほしいものですね。自動車関連銘柄については資源高の価格転嫁が進んでいる、採用難を打破すべくインターンの範囲を広げる、等、いいことが結構書いてありました。この会社、IRもほとんどないので、四季報は結構知らないことが書いてあったりします。ソフトバンクG以外の保有銘柄は概して業績堅調で、四季報でもネガティブな書きぶりは見られず、そして改めて見るとAnd do HLD(旧ハウスドゥ)などは配当利回りがいつの間にか4%代後半とバリュー株ですね。それほど株価が低迷し尽くしており、上場維持基準に満たないほどに。業績は伸びており、買いにしか見えない。他、エネオスも株価低迷で高配当に拍車。鳥羽洋行もJTもかなりの高配当。最低単元100株でも持っていれば万単位の配当が毎年。PBRも1倍割れの銘柄が保有銘柄の大半の割合に。そして・・・ソフトバンクG以外では業績堅調と言いがたい唯一の銘柄、篠崎屋。これが「大幅増額」表記で、まだ第一四半期決算発表前にして黒転が既定路線の書きぶり。(前期は資源高、値上げ遅れ、人件費増、不採算店撤退費用、減損損失発生などで大赤字。今期は10月から大幅値上げ、既存店売り上げは前年比小幅増。)そんな画に描いたように上手くいきます?と疑問ですが・・・(大王製紙などは値上げ値上げでも円安原油高にやられ、業績は上向かない)ま、財務は健全、堅牢。最近保有不動産を売却し、帳簿価格との差額で見ると(まだ利益額は未定ですが)四季報の純利益予想1千万円のところ数千万円の特別利益発生の可能性?の報もあり。もし四季報通りに営業黒転となれば2018年度の大赤字から黒転した2019年度の再現となりますが・・・そうならなくても経営再建の余力は残していることにはなります。株価が上場維持基準に満たないのを業績回復で何とかするとのIRもあったばかり。大豆市場は世界で伸び続けている。まだ、保有したいですね。四季報に反応してか、発売日に篠崎屋は2%ちょっと上がりました。全株保有継続です。

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