今月は大統領選が決着し、コロナワクチン治験進展のニュースも出て、コロナ第3波が猛威を振るうも景気先行き期待で今まで出遅れていた伝統的産業の銀行、不動産、陸空運、エネルギー、自動車、カラオケ銘柄などが急上昇して下げて、を繰り返し、何だかんだで全体的には上昇しました。しかしコロナ感染急速に進み、営業時短要請等の動きも出ています。
米長期金利上昇の場面もあってかマザーズ、ナズダックに多いハイグローステックが売られる場面も目立ち、資金が伝統的バリューへシフトしている動きが見られました。日経平均は大きく上げ、マザーズは小幅にとどまりました。しかし特に最終日の30日は再びグレートグロース銘柄は大きく値を飛ばし、年高値をつけるものも多かった。逆にバリューは大きく陰線を描いて下げるものが多かった。
保有銘柄では国内生産なので円高、原油安が、そしてシェアの大きい衛生紙分野でコロナ禍が追い風となる大王製紙が好決算+αの評価のようで、レーティングも上がり、20%近く上昇。好決算に加えPS5も話題でこちらもコロナ巣ごもり需要も追い風?のソニーも約12%上げ、保有割合2位なので上がり幅では保有中1位。そして大手デベロッパーで一人負けと言われる下方修正決算の東急不HDまでも11%超上昇と、いかにバリューが強かったかわかります。一時マザーズにつれてかなり下落したEC銘柄も結局約10%上昇でした。含み益は半年足らずで50%近い。そして主力の自動車関連銘柄はほぼ動かずでした。こちらは長期戦です。