決算雑感

stock-investment20211113 日本株投資

四半期決算発表当日に駆け込みで買ったソフトバンクグループが赤字決算ながら、自社株買い発表で翌営業日に10%以上上昇。次の日反落し、その次の日の前場の寄り付きで続落したところを買い増しし保有割合2位に。その日は結局反発して引け、今のところまあまあ含み益です。大体買った直後に下げ始めるのが常の私にしては珍しい。これでキャッシュはほぼ底をつき、フルポジションです。この決算発表までに株価は主たる投資先の中国株安に韓国クーパン株下落などで落ちに落ち、ウオール街のベテラントレーダーが「見たことのない割安水準」と言うまでになっており、決算自体も巨額の赤字。しかし中国ハイテク株価は底打ちの観測も?空前の割安ということは自社株買いも大いに可能性あり。通常は決算を待ってから判断でしたが、赤字は分かっているし色々織り込まれて下げているし、下落より上昇余地が大きいと思い、駆け込みでの買いとなりました。まあ、自社株買い発表後でも良かったと思います。これから上昇余地は大きい。10%も上がると買い辛いですが・・・

過去に手放した銘柄についてですが、LIFULLは唯一コロナショックでほぼ底値で損切りした銘柄。かつてPF2位だった。しかしこの会社はスペイン子会社等海外部門が営業利益の20%を占めるという、コロナ影響がとても読みづらい特殊要因があり、ファンダメンタルズが損なわれたと判断。50%損を確定するのは嫌でしたが、全売りしました。その後自社株買い発表、コロナ影響過大に見積もる予想に対する高進捗などで株価はぐんぐん戻り、すごく期待を抱かせる動きを見せ、売らなくて良かったのかなあと思いました。しかし、やはり懸念が当たり、海外子会社ののれん減損を計上。その後、株価は長い長い下落トレンドへ。私が売った水準よりは高かったですし、最近また上昇トレンドになってきていましたが、今四半期決算で再び巨額ののれん減損を計上し、赤字へ。株価は私が売った時を下回りました。ここまで予想はしていませんでしたが、保有し続けていたとして一時コロナショック後に回復した高値で売るなんてことも出来なかったでしょうし(何せその時の業績の見栄えは良かった)、まず間違いなくこの急落まで喰らっていたでしょう。コロナショックの底値を下回るとは。この成長優良企業が!「株価ではなく会社に投資せよ」「ファンダメンタルズが損なわれた(買った理由が崩れた)時は株価が下がっていようと迷わず売りである」というリンチの教えを守っただけです。その後乗り換えたNTTドコモ→ソニー→今ソフトバンクグループと来て確定利益、含み益でとっくのとうに損失は帳消し、大幅に利益を出しています。これからもこの姿勢で、会社を見ていきます。

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