11月初週の最終営業日の金曜、先々月のヤマシタヘルスケアHD、先月のJT、MonotaROに続いて保有銘柄の東急不HD、篠崎屋、鳥羽洋行が四半期決算を発表しました。
・東急不HD第2四半期決算。上方修正、配当も上方修正。二桁増収、営利、経常5割増。純利倍増。最高益。不動産売買、仲介、賃貸好調。高進捗率。都市開発セグメント絶好調。賃貸オフィス空室率0.6%。ホテル好調。ROE10.7%。
・篠崎屋本決算。増収、黒字浮上へ。財務は相変わらず健全。まだ立て直し途上のため無配。今期も業績予想は非開示、配当も未定。10月月次売上高も全店二桁+。顧客単価増。小売セグメント51.3%増益。その他事業も増収増益に。加盟店やや純減。経費減。
・鳥羽洋行第2四半期決算。増収二桁増益だが、進捗率は5年平均にやや満たず微妙。通期予想修正なし。トランプ関税影響で自動車向け減。半導体製造装置向け堅調。中国低迷だが電子部品関連向け好調。為替差損あり。
それと、決算発表に先駆けて・アイフル中間期予想大幅上方修正。通期予想に対する具体的影響については四半期決算発表時に公表とのこと。営利+44%修正。貸し倒れ関連費用、人件費など計画比で減。
東急不HDは絶好調。予想もつかない上方修正です。コロナショック時、リモートワーク定着で特に東急不動産の強い渋谷はハイテク企業の多さからリモートに相性が良く、オフィスはガラ空きになるのではと言われていましたが、事実を見極めるまでは持ち続けました。いま、驚異の低空室率です。
篠崎屋もお見事。今までは黒字定着するかと思うとすぐにバカな安売りを始めて大赤字になってしまう、悪い癖がありましたが、いよいよ上場維持基準に適合しないと上場廃止という事態になり、創業者社長が降板、それがいい方へ働いているようです。残念な話でもありますが。
鳥羽洋行はまさにマクロ経済を反映している業績で、勉強になります。業績は微妙ながら、高配当は維持、株価はPBR1倍を割る割安で、保有するに足る理由は崩れず。
アイフルも予想以上の好調ぶりですね。発表が楽しみです。
これから続々と発表があり、来週早々には主力のソフトバンクGと、業績予想は期待できないが株高のエネオスが控えます。結局楽しみです。


