結構投資の世界では心理学が重要らしく、なぜ人は利益の伸びを引っ張れず、損切りを踏みとどまれないのか、それは生存本能に基づいており、生命の危機を逃れるために多少の怪我は厭わない習性だとか?あるいは、実際に損を被った痛手よりも、得を逃した焦りの方が心理的には痛い、とか。それによって焦って上昇相場で追随買いをして高値づかみをし、直後に利益確定売りに遭い急落、損切り、とか。そういうことを少しでも知識として持っておくと、なるほど、少し踏みとどまれます。相場が上にも下にも動くと、とにかく色んな権威(歴戦の億り人投資家、投資YouTuber、現役の投資顧問の方など)が色んなもっともらしいことを発信します。それぞれもっともらしく、実績も伴っている。そういうことにいちいちとらわれていては、長期投資など出来ない。売りだ買いだと日々考えさせられる。私含む兼業投資家では限度があります。コロナ第一波ショック時も、3億り人の最近本も出された方が、全売りしました。私は後追いしないように踏みとどまるだけでした。結果、ものすごい上昇相場に一応フルポジションで乗れました。その全売りした方は上がってかなりしてから再参戦。その年は損失で終わりました。そして今年はさらに損失が大きい。現時点で私よりも、です。まあ、たまたまこの時は短期間でそうなりましたが、基本はファンダメンタルズが変わらない限りは持ち続ける、が正解だと思わされました。今の激しい相場でも、各企業の業績に与える影響を見極めること以外はしません。今のところ明確に影響が大きいかもというのはウクライナに生産設備を持ち、ロシアでのシェアが高いJTくらいです保有銘柄ではっきり出ているのは。しかしそれとて保有割合最低ですから、そこまで気にしません。様子を見ます。とにかく相場動向を気にせず、基本スタンスをしっかり確認して臨みます。