四季報2026年夏号をざっと読む

日本株投資

6月ここまで、月次で日経平均は+7.42%、TOPIXは+2.22%と上昇中、ですが、多くの個人投資家の体感からはかけ離れているようです。保有資産は-3.48%と落ち込んでいます。主力の東海旅客鉄道は6%も落ちて、年初来安値を更新しています。今年ほど一部の銘柄に資金が集中し指数と自分のポートフォリオのパフォーマンスが乖離している年もなかったとベテラン億り人投資家さんたちも言っています。

そんな中、会社四季報の夏号が発売になりました。まずは保有13銘柄に目を通しましたが、目新しい情報こそないものの、この株価の不調ぶりからは拍子抜けするくらい書いてあることはポジティブというか「何でも寄り添う最近のAIみたいだな」と感じるほどでした。そうだよな、と。悪いのは株価であって、自分でも業績は追って確かめていて、保有継続している。改めて確認できました。

で、無保有の同業他社や周辺銘柄、あるいは今資金が流れ込んでいるAI半導体関連銘柄や、かねてより気になっていた銘柄など、見てみましたが、今の相場をけん引している中心の銘柄以外は、さすがに割安度が増しているものが多かった。色んな銘柄から資金が抜けて流れているな、と。だからこそモメンタムに乗らず流行りの銘柄を保有していない多くの個人投資家が苦しんでいる。

東証の低PBR是正要請で増配や優待新設、自社株買いなど還元を増やし、株価を上げる銘柄が増え、一時はPBR1倍割れの銘柄はぐっと減っていた。それがまた割ってきています。それと、高PER(つまり、低配当利回り)のグロース銘柄からも利上げも相まって資金が抜け、成長率にしては割安まで落ち着いている銘柄も見られる。明らかに安いなあ、買いだなあ、という銘柄が増えた。とはいえ、相場自体が過熱しており、AI半導体モメンタムが剥落した際は相場自体の急落のあおりでまださらに下がる可能性があると来ては、なかなかそれら割安銘柄の株価も底打ち反転しないのだろうなと。

わが主力の東海旅客鉄道はもう割安度が度を越えてPBRは0.7倍を割っており、誰が見てもこれはおかしいと言えるレベルです。

数十社見ただけでも買いたいと思える銘柄が数社ありました。買うには何か売らなければいけない故、じゃあ乗り換える決め手はあるのかと言われると、どうしても保有銘柄は年単位で中身も株価もつぶさに見て知っているのに対し、四季報で目に付いた銘柄はまだ付け焼刃の知識。売って買うならもう少し調べてからということになります。仮に今キャッシュが有り余っている状態、あるいは資金が貯まって個別株投資を始める段階、などであるなら各社あと少し過去にさかのぼって調べて有望なら相場の急落を待たずに買いそうです。しかしその際も、新たな候補と比較しても東海旅客鉄道はかなり有力な候補になります。とにかく焦らず、基本は待ちます。相場に見逃し三振なし。

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