保有銘柄で特に強いのは7472鳥羽洋行

鳥羽洋行は、工場自動化(ファクトリーオートメーション＝FA)機器商社です。JASDAQ上場で、高配当の財務ガッチガチのPBR1倍割れのいわゆる資産バリュー銘柄です。株式取引の出来高も薄く、毎日数千程度。少しの取引で大きく値動きします。コロナショック後に世界経済が急速に上向いて、半導体不足が叫ばれる中、同社の取り扱う半導体製造装置も活況。自動車関連向け機器は減産の影響もあって売り上げを落とす中、半導体の方で全体を増収増益に持っていくほどです。前回の四半期決算では上方修正、増配、自社株買い発表と三拍子揃い、株価の方も強くなり、12月と今月今までで7％高に。同期間で同社の上場するJASDAQ市場の指数は8％も下げているのにです。これは相当強い。今日に限っても、JASDAQ市場の指数は1％以上安。鳥羽洋行は1％高。ちょっとテクニカル的に短期では割高に買われてきていますが、まだまだPBRは1倍を割れ、超割安水準。業績も好調でPERも10倍ちょっとと、低い。米長期金利上昇でグロースからバリューへ、という資金の流れも相まってか、業績を伴う同社は強いようですね？こうやって着実に少しずつ業績と株価を上げていく会社が好きです。保有銘柄の中では一番地味かも･･･今日は保有銘柄全体ではMonotaROがマザーズ下落につれ安し、昨日逆行高の主力の自動車関連銘柄も反落し、鳥羽洋行や不動産の上昇などあったものの、微マイナスでした。年初来では一応ギリギリプラスです。