主力の自動車関連銘柄の第3四半期決算時点での概況

stock-investment20220115 日本株投資

1月12日水曜日に保有割合5割に迫る主力の自動車関連銘柄の第3四半期決算の発表がありました。区切りは9~11月と、ちょうど完成車メーカーの減産のまっただ中。同業他社の中央発條は前第2四半期決算で利益ゼロ、下方修正。あおりで?我が主力も株価が相当下落。今第3四半期決算における減産の影響はいかほどか、まさか、コロナショック時のような赤字?とまでは思いませんが、不安でした。結論からいうと大黒字でした。前期下期から始まったV字回復でしたが、その始まりの前期第3四半期と比べると確かに営業利益は35%減。減速しています。売上高に対する営利率も落ちており、鋼材費上昇、物流コスト上昇もあると思われます。とはいえ、通期予想に対する進捗率は78%。完成車メーカーは12月以降生産を挽回しており、遅れを取り戻すべく動いている。新たなコロナ拡大は世界で見られるものの、流れは第4四半期は自動車は挽回の方向。まだ実際どうなっていくかは読めませんが、悪い内容ではないように思えます。そして、この銘柄の特徴として、経常利益が跳ね上がるというのがあります。有価証券リッチでもあり、持ち分法による投資利益が億単位、さらに急激に進んだ円安恩恵の為替差益も何億のレベル。前年が為替差損が億ですから、差額は大きい。経常利益、純利益は進捗ほぼ100%です。こちらは通期で過去最高を軽く更新しそうです。営業利益は過去最高は難しそうですが、挽回の仕方によっては達成も見える?資源高もあるので難しいか?とりあえず、この9~11月をこれで乗り切ったのは大きい。正直ずっと追っている身としては相当良かったというのが感想です。中央発條を見てうかつに売ったらいけません。株価は今期よりかなり業績が悪かったコロナ前に戻らず、こうやってバリュー株というのは出来ていくのだな、という、どんどん割安になっていく安さ。利益剰余金は前期比10億円+。時価総額66億円に対して。現預金88億円。投資有価証券30億円。ずっと買いの状態が続いています。なので、急落相場だった昨日にも買われたのかも知れません?世界ではコロナ禍での移動手段として自転車、バイクが売れ行きを相当伸ばしていますが、当社はバイクのサスペンションで日本最大手でもあります。そこの売れ行きも伸びています。

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