年初から日経平均株価、TOPIX指数は強く、グロースは弱く、と、依然去年からの流れ、しかも上昇の方は顕著という、新NISAを最近始めて指数連動型投信を買っていれば、或いは個別で高配当大型株やユニクロ、話題の半導体関連の有名どころなどを何も考えずに買っていれば早くも恩恵大、といった展開でしょうか。
Xのポストでも年明け早々から造船銘柄の急伸(途中急落あり)で指数に勝るとも劣らないパフォーマンスだとか、爆益報告も目立つ(目立つだけで多いとは思わない)中、自分の株は全然上がらない、何なら小型グロース中心だからマイナスだ、という声も。
日経平均株価は構成比に偏りがあり、ユニクロが上がれば上がる、直近では大きな比率の半導体関連が急伸しているため上がる、という動きで、アメリカ株がアップルやアマゾン、マイクロソフトのような超大型株の上昇に引っ張られているのと似たような状況があります。そのため、多くの小型株は上がっていないのに指数だけ上がるという現象がある。
私の保有銘柄も、2銘柄、東急不HDとエネオス(大型、低PBRの割安、高配当)だけは恩恵が大きく、それぞれ11%、9%と日経平均(+7.5%)やTOPIX(+6.1%)よりも上がっています。それ以外の10銘柄はソフトバンクGとJTが4%超、鳥羽洋行が4%弱、And do HLDが3%超と、悪くない上昇ですが指数に及ばず、主力の自動車関連銘柄はほぼトントンの微+、アイフル、クラウド銘柄、MonotaROにいたってはマイナスです。MonotaROは7%超、クラウド銘柄は5%超と、グロース指数(-2%)どころの下落率ではない。保有全体だと+1.59%で、さすがに+ですが・・・
今こそ「株価ではなく会社に投資する」を貫けるか試されていますね?上昇著しい造船の名村造船所、海運各社、東エレクやレーザーテックなど半導体関連、バフェットが保有を増やした商社株、日銀金利政策変更に伴う金利高恩恵の銀行株、或いは円高を見据えた内需企業の反転、インバウンドなどでも業績絶好調の外食関連などなど物凄く気になります。
日々儲かった、という声の大きなひとの情報が目立ちます。それを無視し、いかに他人と比べないでいられるか。それが出来なかったときに損失が膨らむ。コロナショック後戻り相場で実践して学びました。主力の自動車関連銘柄は業績好調です。そして割安です。保有し続けない理由がない。年初から株価が伸びなくても関係ないというものです。