今月は保有12銘柄中5銘柄が年初来高値に

stock-investment20230624 日本株投資

今年のTOPIX指数はここまで+19.7%ですが、保有銘柄全体では+10.77%(税引き後の配当金を含む)です。保有割合45%を占める大主力は自動車関連銘柄で、+7.13%に過ぎません。全体への寄与度は+3.21%にとどまり、これでは全体のパフォーマンスがTOPIXに大きく遅れるのもしかたありません。しかし、残りの55%の11銘柄で+6.69押し上げており、つまり11銘柄だけで見ると12.2%ほど上げている。それと配当金で+0.87%。中にはアイフルのように14%以上下げているものもあります。唯一下落銘柄。そして篠崎屋は±0。最も上げているのはAnd do HLD(旧ハウスドゥ)で、+62.66%。今期の業績が目に見えて良く、なおかつ前期以前までも堅調だったにも拘わらず株価は安く推移し続け、上昇余地が大きかった、しかも優待再開と、上場維持基準に満たなかった株価が一気に回復。次に上がっているのが東急不HDで+35.06%。ホテル、レジャー施設、ジム、ハンズなど不動産デベロッパーの中でも一番コロナが逆風だった多岐にわたる業態、つまりアフターコロナの反動も大きく、業績はぐんと最高益。優待拡充もあり、昨今の日本株買いの恩恵も大きい。この2銘柄は保有割合では9%に過ぎませんが、2つ合わせると今年の株価上昇額では主力の自動車関連銘柄を上回ります。次いでJTは+20.37%。業績堅調、円安追い風、高配当。次がソフトバンクGで+17.38%。日本株買いの恩恵、AI投資ブームの恩恵、これまでの業績悪化による株価下落など、上昇余地が大きい。そして鳥羽洋行は好財務、低PBR、業績堅調、高配当、優待で+16.15%。今月に入りJT、東急不HD、And do HLD、鳥羽洋行、ソフトバンクGが何回も年初来高値を更新しており、主力が停滞している中、まずまず全体は上昇しています。JTなどは100株、20万円ほどのみのホルダーですが、含み益12万円、配当金毎年1万円以上と、なかなか十分です。週明けの日本株はまた下がるでしょうが、非常に大きな2%の下落になったとしても保有銘柄は年初来では120万円を超える上昇分が残ります。今後も相場の急落、ショック安などあるかも知れませんが、売らずに買い向かいたいですね。

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