今月は米長期金利上昇、日銀点検で日経平均型からTOPIX型へのETF買い入れ方針の変更、スエズ運河座礁、ルネサス火災による自動車向け半導体不足加速で自動車大手の減産必至、円安原油高進行等、色々ありました。中でも長期金利のオーバーシュートはグロース株の売りに拍車をかけ、逆に景気回復に伴い景気敏感バリュー銘柄が株価を上げる傾向が強まり、割安資産バリュー株なども上げて年高値を更新するなど、わが保有銘柄にも恩恵が大きかった。主力の自動車関連銘柄がまさに資産バリュー株で株価はコロナ前に全然戻らず大きく出遅れていて、そういう株が今月は上がっていました。うちの今月の上昇分は半分以上がこの1銘柄でした。ただ急激に上がったため、短期指標では割高基準に。これから調整は避けられませんが・・・長期では何も心配していません。2022年期は半導体不足による自動車の減産があろうとも。2月締め決算のため、もうすぐ本決算です。ここでの通期の数字、来期見通し、株価へ短期中期の影響は無視し、長期保有の構えです。
他の保有銘柄では大王製紙が空前の売り圧力で株価下落後、下落トレンドに転換するなど、ちょっと気になります。ここまで円高、原油安の恩恵も大きく、コロナも衛生紙分野ではかなりの追い風となって業績、株価を伸ばしてきました。それらが剥落するという観測でしょうか。しかし景気、経済活動の回復で段ボール需要は再び上向くなどしており、マスクや除菌紙など対コロナの生活習慣もまだまだなくならない。引き続き保有しつつ観察です。