
※画像の年初来株価+33.97%に対して資産全体の増加率が+16.02%なのは、主力だった知多鋼業の全利確による譲渡益税が引かれていたり、年度内の買い増しによって株価は年初来+16.02%でも、実質値上がり分は買い増し時点からの計算で、そこまで上がっていなかったりするなどの理由による。
10月半ばを過ぎました。日経平均はここまで月次+5.9%。TOPIXは+1%。グロースは何とまあ-4.9%です。何とまあです。
保有銘柄でもグロースの2銘柄、サイボウズとMonotaROはともに12%を超す下落に。両社とも業績に陰りはない。特にサイボウズなどは大幅増収増益、増配と文句なし。MonotaROとて二桁成長を継続中。ただMonotaROの方は9月月次の見た目が確かにここ何年かでは一番悪い。月次発表直後に売り込まれた分もあります。しかしそれ以外のグロース指数下落に連動する下落の部分は大きい。私はこの月次でこの売られようは売られ過ぎで買い場だと感じました。しかしそこで買わず、大手証券会社のレーティング格下げがあったつい最近に10%を超す下落になった時、満を持して買い増し。そこからまだ株価は下げているという…まあしかし、依然買い場という見方です。どこまで下がるかはわかりませんが、はっきり下落から上昇に転換したのを見計らってからでもいい。長期でどうこう言うほどの月次ではないと感じます。なのに一連のトレンドで下げ続けているのはチャンス。現在の株価を再び超えないわけはない。そう思います。サイボウズもかなり下げて来たので買い増し候補になってきました。
グロースが下げているなら、資産バリューは?というと、これも下げている。PBR1倍割れ圏の丸八HDも鳥羽洋行も東急不HDもエネオスもヤマシタヘルスケアHDもマイナス。金融もマイナス。上がっているものと言えば、JTとソフトバンクGだけです。
JTは100株のみの保有ですので、全体への影響は少ない。ソフトバンクGは今や株価は買値から3.5倍ほどにもなり、すっかり資産全体への割合が増え、主力ですが、今月もすでに+23.25%。この1銘柄のみの上昇で、全体を何とか+0.69%へと、+へ引き上げています。なければ大幅マイナスです。この状況はそのまま相場の状況を表しているともいえ、一部のソフトバンクGのような指数寄与度の高い大幅上昇銘柄を持たない個人投資家の中には日経平均+5.9%などどこの世界の出来事だ、今月は余裕でマイナスだ、という声も多い。私はたまたまソフトバンクGを主力級に持っていた、というだけ。逆に言うとこの銘柄に何かあれば一気に崩壊します。
株価の動きはそんな感じです。しかし、見るべきは業績。まあ、丸八HDだけは本業が右肩下がりでもあまりある割安さ、減配の可能性の低い配当金が魅力ですが。サイボウズ、MonotaROは下落を歓迎し、買い増しを窺う。というか買い増す。他はもう少し目立って下がるまで買い増しは今のところ予定していませんが…来月の決算を見て、ですね。25日騰落レシオもだいぶ下がって落ち着いてきたし、キャッシュポジションが豊富なので、買い出動を待ちます。