
トランプ関税ショック安があった今月です。まだ影響は見通せず、色々振り回されそうですし、業績への影響次第では個別企業の株価にもそれぞれ反映されるでしょう。
今月、月次ではここまで日経平均-2.5%、TOPIX-3.7%、グロース+2.8%です。グロースはぐんぐん上がっています。保有銘柄では関税影響が早くも対中国ビジネスで巨額の損失となって表れたエヌビディア(もちろん無保有)の株価下落に見られるように、最近とみに株価下押し圧力が強い半導体銘柄のソフトバンクGが約-9%。これでもそこそこ戻した方ですが。そして、景気悪化懸念と言えば原油需要減→原油安→エネオス株価急落で、-11%。これもある程度戻してこれです。中国関連ビジネスそれも半導体関連を手掛ける鳥羽洋行も-5.4%と明らかに低評価。ヤマシタヘルスケアHDは-4.9%ですが、それまでが高かったというのもあります。丸八HDの-4.75%は円高逆風もありますが…単に今年はこれまでこういう小型株が評価されて高かった側面もある。アイフルは-1.16%と、戻していますがマイナス。篠崎屋は好決算でもプラマイゼロ。
以上6銘柄が下落しており、残り5銘柄は上昇しています。
And do HLDは特に理由はないようですが、大幅高。サイボウズは好決算でずっと強いし、プライム銘柄ですがグロース扱いで、グロース指数が強いのと関係あるかも。JTは年初来高値に。MonotaROも好決算、かつグロース扱い?まあ、関税影響の面を鑑みると輸出企業ではない内需企業というのもあるかも?東急不HDも微妙に+へ。キャッシュを含めた資産全体では-0.12%と微小なマイナスにとどめています。
急落の4日間に結構買い増ししましたが、すぐ+転したものもあれば、ソフトバンクGやエネオスのように全然まだまだというものもあります。そして全然まだまだなものに限って優先して買い増ししてしまいました。下落が大きく、安い!と映ったからですね。その時は「今こそこのキャッシュポジションを使うときだ!」と逸りましたが、6年ちょっと前、投資開始当初にも「仕事が忙しくなる繁忙期前に株のことはやってしまおう」と、焦ってフルポジションまで株を買ってしまい、10日後にクリスマスショック暴落になった、ということがあり、それ以来ブレーキだけはいつも心がけて、スピード自体抑え、安全確認の徹底を、となりましたので、買いを抑えました。でなければ安く見えるものから大量に買い、かなり偏った、業績で見ればありえない配分の投資比率になっていたと思います。単にその時安いという理由で。踏みとどまったので、ポートフォリオのバランスは保たれています。そしてキャッシュもまだたくさん残っている。これが「安いときに買い逃した」となるのか、来たる次の買い場に十分な備えがある、となるのか、どちらでも構いません。一気に突っ込むことをしない、スタンスを貫く。見るべきは株価ではなく業績。大儲けを逃していい。堅実に市場に居続ける。これで、この先もずうっと、やっていきます。