保有12銘柄中6銘柄が年初来でTOPIX(+19.2%)より上昇

stock-investment20231021 日本株投資

今年の傾向はもうはっきりしていて、バリュー>グロースの図式と言っていい。高PERのハイグロースの多いマザーズの顕著な下落ぶり。マザーズ銘柄でなくてもグロース銘柄は何が何でも売られる感じで、年初来安値を連日更新するものも。無保有のワークマンなど何がそんなに?という売られよう。買いだろ!と飛びつきたくなりますが、様子を見ている間にもガンガン安値を掘るものだから、とても買えない。著名投資家の5億り人、かんちさんも最近下落の目立つグロースのMonotaROを買われましたが、そこからもうすでにかなり下げています。MonotaROは保有銘柄ですが、年初来-34.54%。決算は悪くない。増収増益予想で、進捗率もそこそこいい。それでもこんな有様です。保有銘柄でワースト。2位がやはりグロースのクラウド銘柄で-29.83%。超増収増益予想で、進捗率もすでにほぼ達成済み。恐らく下期に広告費などを投入していく予定で、予想に近いところに着地という見込みのようではありますが・・・この2つさえなければ、グロースに手を出してさえいなければ、全体の成績はTOPIX(+19.2%)を上回っている計算です。業績はいいので保有し続ける予定ですが・・・そして、保有銘柄で上がっている方へ目を向けると、12銘柄のうち8銘柄が上昇で、うち6銘柄がTOPIXを上回る上昇率です。その中には主力の自動車関連銘柄が含まれており、JTとAnd do HLD以外の4銘柄はいわゆる今話題のPBR=1倍割れの資産バリュー銘柄。そして必ずしも業績がそこまで良いというわけでもなく、東急不HDと丸八HDは最高益、上方修正と良いですが、主力の自動車関連銘柄は微妙すぎる進捗(予想達成は無理でしょ、という)、エネオスも原油価格に連動しているだけで業績は特に良いわけでもなく・・・しかし、東証のPBR1倍割れ改善要請の効果で次々と施策を打ち出す他社が株価を上げる中、物色先がそういう施策もない万年割安の銘柄にまで及んできた・・・という流れかと。主力の自動車関連銘柄はあの微妙な決算が出た時点で今年の上昇分は吐き出すかな、とさえ思いましたが。そうなるのが普通ですが。ともかく、おかげさまでグロース2銘柄が大きく足を引っ張る中でも全体のパフォーマンスは+16.33%(税引き後の配当金を含む)と、まずまず、というか申し分ない。来週のMonotaROを皮切りにまた四半期決算発表が来ますが、あくまで株価ではなく業績重視で、という投資スタンスを崩さず、他人や指数と比べず、投資を続けていきます。

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