やはりバリュー株優位の趨勢

stock-investment20230422 日本株投資

今年は資産バリュー株が有利と言われていたりします。資産バリュー投資家の方々はTOPIXなど指数をはるかに上回るパフォーマンスを出している方も多い。うちも大半資産バリュー株ですが、特に2月末から3月頭の急伸は記憶に新しい。それらの資金はあっと言う間に抜けてしまいましたが、しかし今月を見ると、TOPIX月次+1.6%に対し、保有銘柄の資産バリュー株の中で負けているのはエネオス(+1.53%)のみ。東急不HDは+3.31%、丸八HDは+2.44%、鳥羽洋行は+2.35%、主力の自動車関連銘柄は+1.85%と、低PBR(1倍割れ)の銘柄はいずれもいいパフォーマンスを出しています。東証がPBR1倍割れの会社へ改善要請を出す以前から地銀やテレビ局など資産バリュー株ヘの資金流入は見られていましたが、実際に改善へ向けて株主還元強化を発表した会社の株価が伸びるなど、具体的な動きも出てきています。丸八HD等は東証上場でもないし、我関せずの筆頭格とも言える(だからこその激安ド低PBR(0.27倍!))銘柄にも拘わらず、上昇しています。主力の自動車関連銘柄にしても期待は出来るかも知れない、実際、そこまで好材料が出たわけでも低配当性向にも拘わらず増配すらないのにTOPIXより月次で上がっている、よもや何か低PBR改善の動きなど見せようものなら・・・?と、ありもしない想像すら生まれてしまいます。大穴も大穴ですが。これらド割安銘柄に何かある頃には他で大儲けができていそうです。このPBRにしても、保有不動産の含み益が莫大で、それの実際の価格を加味して計算した場合、さらに低くなるなんてのも珍しくない。さらにその含み益にしても賃貸不動産のみ記載されていて、他にももっとあることもざら。私の主力も実はPBR0.33倍といいつつ、そうやって計算した場合とんでもなく低くなります。と言いながら、4年以上、上がらないんですけどね。なんにせよ資産バリュー株優位の流れは好ましいです。

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