保有銘柄2926篠崎屋 大赤字の通期予想

stock-investment20220927 日本株投資

日本市場は反発しました。TOPIXは0.47%、マザーズは1%ちょい。しかし保有銘柄全体では-0.1%。原油安で石油関連全社下落の中、保有中のエネオスもご多分に漏れず。不動産セクター下落の中、保有中の東急不HDも下落。ソフトバンクG続落、鳥羽洋行、MonotaROも小幅下落。主力の自動車関連銘柄含む5銘柄が値動きなし。JTとクラウド銘柄のみ上昇で、And do HLDの配当金が入ったのを含めるなら合計で全体は微+となります。まあ、日ごとの株価の変動はいいとして。保有銘柄の豆腐製品等小売りの篠崎屋が通期予想を出しました。例年、予想は困難として非開示で、決算近くなってきてから実質ほぼ数字を取り終わった実績値に近いデータで予想を出してきます。ここ10年で見ても最大クラスの赤字となりました。そうでしょうよ。各社たまらず値上げを敢行しても吸収など出来ないほどの資源高、円安。なのにあまりにも鈍い判断で、主力商品値上げせず。撤退コストかさんだのもあり、赤字額上乗せ。四季報には、不採算店撤退もあり、来期黒字化へ、等と呑気なことが書いてありますが、前回大赤字の2018年から黒転した際は、高価格帯の高付加価値高利益率の独自商品が当たって、客単価減でも利益体質に転換できていた。しかし今回は、コロナ禍下から再び力を入れだした安売り路線が続き、値上げ自体ままならない状況。儲からない体質になっている。利益率の悪い直営店小売りにこだわり、高利益率の卸の方も拡大ながらも未だセグメントとして割合はかなり低いまま。まだまだすべきことはある。明確にある。あとは判断だけ。行動だけ。外部要因のせいにせず、巻き返して欲しい。

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