いやこんなに下がるとは

stock-investment20211120 日本株投資

保有銘柄の四半期決算が出そろい、概ねいい内容が目立ち、結構安心していました。11月は日経平均株価が歴史上一番上がる月で、今年は特にそういう例年の流れが各月当たってきている。今年はいけるかもな~とか思っていましたら。先週末比で鳥羽洋行(機械商社。半導体製造装置が活況で自動車向け装置の減を補って余りある増益、上方修正、増配、自社株買い発表。)だけが少し上昇し、強さを見せています。しかし他は軒並み下落。第1四半期単体では史上最高益のハウスドゥは先週末に10%上げており、それをやや下回る位置まで落ちた程度で、単一銘柄としては悪くない。ソフトバンクGも同様で、先週末比やや下落とはいえ買値からはまずまず上昇した状態。東急不HDもJTもアイフルもMonotaROもそうは下げていない。しかし特にひどかったのがグロースのクラウド銘柄。連動しやすいマザーズが上がり基調にも拘わらず先週だけで13%もの急落。上下が激しい銘柄とは言え、すでに事前に発表されていた月次の段階で分かっていた前期比減益の数字のはずでも、ストレートすぎる株価の反応。そして保有割合ソフトバンクGと大体同じで2位(厳密には3位)の篠崎屋も売上増に営業利益増でも前期にあった補償金などがない分の経常減益で、ここまで売られるかという8%超の下落。単純すぎない?と思いながらも、そういうもんだと思うしかない。それと意外にも前四半期決算で大幅上方修正、今四半期決算ではまずまずの進捗を発表している丸八HDも大きな出来高で連日売られ、4%もの下落。超低PBRのバリュー株の代表格で、なかなか下落余地は少ないと見なされているはずですが、こうも下げる。新規に最近買ったエネオスも原油先物価格と連動し3%下げ。続落中で早くも含み損が大きくなり、ソフトバンクGの利益を結構消しています。主力の自動車関連銘柄も2%弱も下げ、保有銘柄は決算直後からは予期せぬ急落に見舞われており、思わず投資判断を疑ってしまいます。しかし投資歴もようやく3年に迫り、クリスマスショック、コロナショック、株価の中長期の下落トレンド、伸び悩み、業績に対する懸念、好決算にも無反応、等など、色々経験して大分慣れては来ました。一番上手くいっているのはNTTドコモ(TOBで3ヶ月ほどで+40%ほど)→ソニーG(下落トレンドのちょうど終わりくらいに買い+40%ほど)→ソフトバンクG(買った翌日に+10%)のリレーで通算約2倍ですが、これとてドコモは買った直後に菅ショックで下落、ソニーは買付け日に4パーセント下落し、しばらく含み損、ソフトバンクGは赤字決算で自社株買い発表までの間は下落、等、腹の据わった姿勢が必要でした。コロナショック時には別の銘柄で、あまりの低迷に堪えきれず決算の強いコロナ追い風銘柄に大分遅れて乗り換えたりしました。結果不正解で、元々の保有銘柄のままの方が後の利益は倍近かった、とは過去に何度も記事にしました。基本はホールドです。株価で売買判断はしません。決算の内容はどこも売買判断に影響のないものでした。エネオスとて原油が下がったら売るという買い方ではありません。持ち続けます。

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