保有銘柄MonotaROが年初来マイナスに

日本株投資

※画像の年初来株価の上昇率+32.25%と資産全体の上昇率+16.02%が一致しないのは、4月にそれまで主力だった知多鋼業を大量に売って譲渡益税が引かれたことによる。月次株価+3.69%と資産全体+3%の差は、株以外のキャッシュを含めた場合の計算では増加率が抑えられることから。

日経平均株価が好調で、また最高値を更新しています。ただ、多くの個別株投資家さんたちには100%の恩恵はない場合が多く、資産年初来高値だが、指数にはついていけていない、というポストをよく見ます。私も万年そうでしたが、今年に入ってポートフォリオの主力を日経平均株価指数寄与度、連動性が通常高い値嵩株かつ現在のテーマであるAI銘柄でもあるソフトバンクGにしてから、資産全体の上下は日経平均の上下には割高に大幅に連動しがちになっています。今月も上下動共に日経平均の倍以上の率で動いている感じです。落ちる日は大きすぎて次の高値の更新なんか見えない感覚になりますが、あっさり更新してきました。すでにソフトバンクGの株価は月次+12%超。そして好決算の篠崎屋は+9%。アイフル、東急不HDは+6%ほど、と、日経平均を上回る上昇。他、12銘柄中9銘柄が上昇に。

3銘柄が下落しています。その一つ鳥羽洋行は驚きはない。決算が微妙です。しかしあと2つ、サイボウズとMonotaROは業績抜群。特にサイボウズですね。高成長に拍車をかける一気の伸び。なのに株価は低調。この2つは予想PERがサイボウズが47倍、MonotaROが44倍ほどと、元々かなり割高のハイグロース銘柄で、いわばすでに上がっちゃっている状態。もちろんその評価に見合う高成長を何年にもわたって続けている銘柄です。割高ゆえに何か理由がつけば大きく売られるし、逆にもっと割高まで買われもする。値動きの上下動が普段から激しく、日経平均との連動性もあまりない?気がします。なのでこの2つに関しては慣れてしまいました。

MonotaROに至ってはポートフォリオ12銘柄のうち10位という投資金額の少なさにずっと違和感を感じており、業績の上向く気配が薄いエネオスより下なのはおかしいだろ、とかねてより思っていても買い増せずにいましたが、月次の伸び鈍化が嫌気されて今月9%弱も下げたのを見て、200株買い増ししました。4月の暴落の時の安値をも軽く割っています。ただ、PERなどの指標面では十分高い。まだまだ高い。ですから買い急いだかもしれません。さらに大きく下げるようならもっと買い増す予定です。

グロース銘柄はレーザーテックなんかを見ても、下げる時は半値なんて甘い。サイボウズはかつて買値の4分の1くらいまで下げた。今はそこから4倍以上です。そういうものだと織り込んで、持ち続けます。

タイトルとURLをコピーしました