残り全ての保有銘柄四半期決算サマリー

日本株投資

現在、日本株12銘柄に投資しています。うち、1銘柄は先月早くに、2銘柄は先月末に、残り9銘柄は今月に四半期決算を発表しており、全てが出そろいました。すでにそれぞれについてのまとめを過去記事でアップしていますが、今日は最後の4銘柄について。

・エネオス第2四半期決算。減収大増益。営利2.15倍。増配を発表。ただ、原油安で通期予想を下方修正。営利19.4%下方修正。在庫影響除くとやや上方修正にあたる。電気事業好調。分離した持分法適用会社JX金属も好調。

・サイボウズ第3四半期決算。27.7%増収、営利2.3倍。通期予想修正なし。為替差損あり。人件費、広告宣伝費、研究開発費増をこなす。プロバスケチームを営むエヒメスポーツエンターテイメントを買収。

・丸八HD第2四半期決算。減収だが営利+7.3%。通期予想を上方修正。相変わらず人手不足に拍車。訪販以外のレンタルなどが堅調。経費減。不動産賃貸好調。営利は通期予想予想修正なしだが、為替差益ありで経常と、特別利益ありで純利を上方修正。

・And do HLD第1四半期決算。二桁減益、営利ほぼ半減。進捗悪し。下期偏重で、第1四半期はこれでも予想より上振れとのことで予想修正はなし。住宅需要堅調。フランチャイズ増収しかし減益。不動産売買二桁減収大減益。金融事業伸長。リースバック二桁減収減益。不動産売買は前期の大型案件の剥落分以外では+とのこと。リースバック縮小も当然影響は大きい。事業の選択と集中により販管費は大幅に低下とのこと。

以上です。大方の予想通りAnd do HLDが大きく失速しています。稼ぎの2本柱であったリースバックを縮小、大幅減となると…PERは7倍台と、相応に低い評価で株価は割安、配当利回りは高くなっています。

エネオスも会社の従来見通しより原油が安く推移しており、それなりに業績に反映していますが、大増益に変わりなく、まあ増配は予想していませんでした。

丸八HDも旧態依然としてますが、祖業が斜陽でも会社は安泰という様相。株価は超超割安。配当利回りもまずまず。

サイボウズは超絶決算で、通期予想を最終で上振れそうですが、上方修正はなし。この超絶決算もすでに織り込まれており、また、直近利上げが控えており、割高、低配当利回りのグロース銘柄は魅力が低下、売られる状況が続き、特にすごく買われていることもないですね。若干いい感じですが。

これで全ての保有銘柄の四半期決算が出そろいましたが、概してポジティブサプライズでしたね。上方修正に増配に、市場予想上振れに…主力ソフトバンクGもすごかったですが、株価は急落しています。こう急上昇を続けていた銘柄が好決算で売られるというのは相場の終わりで、逃げ遅れるとどこまでも下げる、と著名投資家のなつさんは警告していますが…まあ結局持ち続けることになると思いますが私の場合は…

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