保有銘柄は時流を反映した値動きに

stock-investment20230923 日本株投資

すっかり世は低PBR、高配当銘柄保持者が我が世の春を謳歌していますね?特に目立つのは銀行、証券でしょうか?連日年初来高値を更新しています。少し前に「ちょっと下がったら買いたいな」と思っていた岡三など、あっと言う間に上へぶっ飛んで行ってしまい帰ってこない。しかし依然PBRは1倍を少し割れている。ツイッター(Xっていうんですか今?)では連日「持ってて良かった銀行株」とか、「今年はインカムゲインとキャピタルゲイン両方が入ってくる、何故高配当銘柄を買わない」とか、上がってきています。経験上、こうなってくると天井が近い?コロナショック後の戻り相場では高PER低配当或いは無配のハイグロース銘柄がDXやリモートワーク、EC、自転車、キャンプ、巣ごもりなどのテーマに沿えば際限なく上がり続けており、フォローしてもいないのに10倍株報告が連日タイムラインに上がり・・・でした。その後大相場が終わり、それらの銘柄は軒並み株価数分の1に。今も落ち続けていたりします。当時、熱狂に耐えきれず高値圏でそういう銘柄に手を出して2銘柄持っています。今、含み損です。銀行株などはPBRも1倍を超えてきて、配当利回りも相対的に低下して高配当の部類でもなくなってきていますが、日銀金融緩和政策修正があればさらに動意付く、これから長期でまだまだ上がる株だ、とか、楽観論しか見かけない。それもそうだと思えますが、思考停止で今から飛びつくのはどうか?個別で精査して買いならいい。でも銀行だから、石油だから、と何でも買っていいわけではない。当り前のことですが・・・保有銘柄は月次ここまで+2.48%です。TOPIXの+1.9%を上回りました。保有銘柄中でコロナショック後の戻り相場で今の銀行株のごとく騒がれていた時に買ったハイグロース2銘柄は月次-10%弱です。揃って年初来安値です。今やハイテク半導体銘柄となったソフトバンクGも-5.3%。それらがあっても全体で強いのは低PBRの主力の自動車関連銘柄(0.37倍、株価+4.27%)やエネオス(0.65倍、株価+13.27%)などが強いからです。数多の低PBRといわれた銘柄が軒並み1倍台にさしかかってきており、食指が伸びてきたのもありますかね?エネオスはそれ+原油価格高騰があります。主力の自動車関連銘柄はPBRは0.37倍と超割安ですが、低配当です。逆に増配というカタリストを残していますが、あっても1円でしょう。ないと思います。東証上場ではないというのもよくないです。ここと保有銘柄の丸八HD(名古屋証券取引所上場、0.29倍、株価+2.39%)などは低PBR改善の予兆すらありません。上場維持基準は緩い。でも買われています。相当ですブームは。今はバリュー株を保有しておくのは正解に感じます。しかしブームに踊らされず好業績の割安株を探したいです。高配当を好む優待投資家のかんちさんは最近年初来安値をつけたハイグロースのMonotaROを買いました。好業績の、かつてよりかなり割安。私より全然安く買っている。さすがです。来年はこちらはどうなっているか。

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