損失の大半は主力銘柄の四半期決算によるもの。前期本決算後、他企業がコロナ影響を慎重に見極めなければいけないと出せないでいた今期予想をあっさり増収増益で出してきていましたが、さすがに今第一四半期決算後取り下げました。それなりにコロナ直撃でしたが黒字体質は変わらず、リーマンの時に一期赤字を出したことで財務をこれでもかと頑健にしてきており、経営体制は揺らがない。配当も楽々維持。資産バリュー株のひとつとしてPFに組み入れている個人がいるという程度の銘柄です。私は成長銘柄として見ています。不況に堪える体力を持っており、新技術になろうともなくならない需要、設備投資も悠々フリーキャッシュフローを蓄えつつなので、景気、需要回復を待つことが出来るので、長期を見ています。なのでまあ、今月の成績は想定内というか、もっとひどいのを想定はしていました。
むしろ痛いのは勢いに乗るクラウド銘柄が明らかに好材料出て好決算出そうなのに天井をつけ、下落トレンドに明確に転じたことです。高値づかみです。まあ、まだ短期でのスパンですが。今のPF2位はそれです。以前はソニーでした。ソニーは買値をやや上回るところまで回復したところで利確というか乗り換えてしまい、その後勢いよく上昇を始めました。とはいえ、私は乗り換えたクラウド銘柄の方はPERも高いし有名投資家さん達もぼちぼちこれ系は売ったとかツイートしてますが、上がると思って買っているので、単なるモメンタムではないと思っているので、保有し続ける予定ですが・・・
それと不動産がひどいです。ハウスドゥは1度利確しており、四半期決算後じりじり下げて「大分安くなったし、調整も一巡したようだ」と安易に買い戻して今や50%から含み損です。LIFULLもかなり利確したのちに同じようなことをして、その後ファンダメンタルズの悪化から損切りを余儀なくされています。そして東急不動産ホールディングスが三井三菱と比べても圧倒的に下落してコロナショック3月底値を下回りました。コロナ初期までは年高値を更新し続けていました。何せ他に当てはまらない悪材料も東急だけは当てはまるという状況で、(例・IT系の企業が多い渋谷エリアが主要で、テレワーク化しやすくオフィス需要減ると言われる、ハンズやレジャー施設、ホテルなどビジネスが多岐にわたり、ひときわコロナ影響大きい、等)毎日際だって落ちていっています。私はここまで安い会社とは思わないですが・・・ハウスドゥもストック型に集中を進めており、金融部門のリースバック、リバースモーゲージも伸びており、中期経営計画見直し余儀なくされてはいるものの、高値づかみですが保有継続です。
5G関連は少しだけ今は頑張ってくれていますが、少しだけです。鳥羽洋行も一応その関連の設備も扱っているのでそれに入れていますが、高配当、優待銘柄ですのでそこの予想も未定では四半期決算後そこ次第で大きく下げもしましょう。
まあ、8月夏枯れ相場も覚悟しておきます。去年はLIFULLハウスドゥ東急で大分助かりましたが今年はいい材料がありませんので。