インフレに株

日本株投資

2018年末頃に本格的に個別株投資を開始して、証券口座内の資金をほぼ全額日本株に投資し、フルポジションに。その10日後にクリスマスショック暴落を喰らい、投資初年度の成績は約-10%。翌年の夏に追加入金し、更にポジションを増やし、前年の損失をカバーして徐々に+とし、含み益になりつつある頃にコロナショック暴落。一時は-30%ほど?350万円以上資産は元本から目減りし、どうなることかと。そうしたことを経て、元本を上回ったり下回ったり一進一退が続き、ようやく去年2023年相場の好調さ、今年2024年相場の初速の良さなどもあり、現在は+36%弱(配当手取り分込み)。額にして+500万円ほどです。

投資開始来5年数ヶ月ですが、まあ当初は高望みしていましたので当時の自分にこれを報告してもガッカリはするんでしょうけど、日経平均など指数平均の同期間の上昇率にも思い切り負けていますけど、500万円は大金です。はっきり言って始めた甲斐があります。不労所得かと言われると、投資先企業や周辺企業、或いは経済全体などウォッチしたり、個別株投資関連の日記をまとめたり何かしらやっているので時給換算すればさほどいい稼ぎでもないかもしれませんが・・・まあ、それでもほぼ基本は日々何もやっていないに等しい。同じ銘柄を持ちっぱなしで売り買いは2年半無い。そしてその2年半の成績が飛び抜けていい現実。

昨今、身の回りの物価が目に見えてどんと上がっている。ガソリンがわかりやすいですが、消費者物価指数何%アップとか言われる以上に食品など身近なよく買うものが数十%単位で上がっているので体感はもっと痛い。しかし、実は保有資産はそれが恩恵になり株価上昇に繋がるものも多く(まんまわかりやすいのがエネオス)、既に今年のインフレ分は稼ぎ終わっていると言っていい。もっと言えば去年の利益だけで向こう何年分かのインフレ分は稼いでいる。今年の年初来ではエネオス1銘柄だけで+30万円なので、私が暮らすだけならこれで十分インフレ分はカバー。行政のインフレ等生活支援給付金より多い。

「インフレには株」と聞いたことがありますが、株に限らず金、不動産等も上がっている。現金の価値は日々下がる。新NISA制度が何となく周知され、何となく株上がっているらしいよ、で投資を最近始めた人もいる中、もっと前から始めていて本当によかったと思えます。新参組の中には昨今の株価下落で早速損切り退場という人も一定数いるとか。何をやっているんだか。投資は長期で、余剰資金で。そのスタンスを確立するには基礎となる知識のバックグラウンドが必要。安くても何十万円と運用するのであれば、本一冊は読むべき。私はピーター・リンチの「株で勝つ」を何度も読んだあとで始めたので、いきなりの暴落もコロナショックも静観して乗り越えた。そして+に転じた。名著一冊買って読むことなど何の出費でも手間でもない。準備してから投資しましょう。そうすればインフレも怖くない。むしろ儲かることも。

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