相場反発 保有銘柄は昨日の下落をほぼカバー

米市場では利上げタカ派発言で株、債権、資源、仮想通貨、金など全面安だそうですが、その中で上昇しているのが原油。産油国が減産の動き？この下落相場の中で結構な上昇です。今日、日本市場は前日の急落を受け、反発でした。中でも、やはり石油5社が目立ちます。無保有のINPEXは監視銘柄中で上昇率上位。保有銘柄のエネオスも2.74％高と、保有中ではトップの上昇率。どれくらいの人が見ているのか分かりませんが、エネオスは天然ガス事業もやっており、こちらも市況は高い。保有12銘柄中11が上昇していますが、エネオスに次いでソフトバンクG、東急不HD、MonotaRO、クラウド銘柄はTOPIX(＋1.25％)をアウトパフォーム。昨日コロナショック時にも見られなかった物凄い出来高で急落の鳥羽洋行も反発。主力の自動車関連銘柄は、ぐっと出来高も落ち、たったの0.15％高と相変わらずでしたが、保有割合45％の大主力がそんな感じでも全体では＋0.76％と、昨日の下げの大半を戻しました。月次でもTOPIX(＋1.4％)をやや抜きました(＋1.56％)。下落相場に強い銘柄構成ですが、相場が上がっている月にTOPIXに勝つとは、主力がほとんど上がらない中、なかなかです。業績堅調な銘柄が大半な上、円安恩恵銘柄も多い。加えて様々な逆風要因になる原油高もエネオスには恩恵。なかなかいいかも？