2022年6月成績(上期振り返り)

stock-investment20220630 日本株投資

6月単月では相場全体としては下落でした(TOPIX-2.2%)。保有銘柄は+0.3%。これは続々と入った配当金の税引き後の額を含みます。それ抜きでは-0.2%でした。相場と比べれば堅調と言えましょう。主力の自動車関連銘柄は下がりましたが-0.9%にとどめています。原油高などで高騰していたエネオスも下がりましたが-1.4%とTOPIXよりは小幅。年初来では未だ+19.4%で保有中トップです。TOPIXより下げたのはソフトバンクG(-2.7%)、And do HLD(-8.3%)、クラウド銘柄(-10.5%)の3つのみ。ソフトバンクGはナスダックがやられる中、ハイテクに多く投資する同社株が連動するのは致し方ない。クラウド銘柄も金利高でグロースが売られる情勢では、今期赤字予想も重なり、いかんともしがたい。謎なのは年初来安値まで急激に数日間で下げたAnd do HLDです?買い場にしか見えない。業績好調です。今月末、急に下がりました。他7銘柄は上昇しています。トップは+7.5%の上に配当金という東急不HD。ご存じの通り円安も相まって日本の不動産市場への海外マネーの流入などに加えてアフターコロナのインバウンド恩恵でもある同社株は年初来高値をつけています。次いでMonotaROも+6.8%です。この銘柄は上下の激しい今年です。単月で22%も上がったかと思えば後の2ヶ月間で全て吐き出すどころじゃない下落を見せ、今月はまた回復です。年初来は2.7%のマイナスです。TOPIX(-6.1%)よりは小幅です。業績好調。以下、篠崎屋(+2.1%)、鳥羽洋行(+0.9%)、丸八HD(+0.8%)、アイフル(+0.6%)、JT(+0.2%)と続きます。高配当銘柄が3つ入っています。やはり堅い印象。

上期終了と言うことで年初来では、というと。下落№1:クラウド銘柄(約-50%)。これは今年だけの話で、去年11月から暴落し続けていて、買値から4分の1になってます。恐るべき額の損失を出しています。次いでAnd do HLD(-11%)。このうち大半を6月に下げています。業績は好調で、割高でもなく、謎です。TOPIX(-6.1パーセント)より下げているのはこの2つのみです。他、主力の自動車関連銘柄(-2.9%)、ソフトバンクG(-3.7%)、篠崎屋(-3%)、MonotaRO(-2.7%)、アイフル(-1.7%)となっています。クラウド銘柄さえ持っていなければ年初来プラスでした。保有割合は5%に過ぎないこの銘柄が今年の損失の45%近くを占めています。たら、ればは禁物ですが。金額では主力の自動車関連銘柄がそれに次いで多額となっています。保有割合45%にも及ぶ集中投資ですから、そうなります。買ってこのかた万年冴えない値動きの、この銘柄に大半を委ねる、こういう構成故に何年も失敗しているとも言えますし、値動きの乏しい割安バリュー銘柄故に相場の大暴落時も心の動揺が小さく乗り越えられてきたとも言えます。And do HLDも率としては大きい下落ですが、額としては全体の損失に占める割合は8.4%程度。クラウド銘柄の崩壊、大暴落以外は概ね堅調なポートフォリオと言えます。ただ篠崎屋は全く今期の業績が伴わず、株価だけが思惑なのか下げが小さいというなんとも言えない状態・・・資源高、円安直撃のはずです。これをどう乗り越えていくのか、再び黒字を出せるようになるのか、今、注目です。

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