業績で選ぶ

stock-investment20220305 日本株投資

保有銘柄はPBR(株価純資産倍率)1倍割れの、いわゆる「資産バリュー株」と呼ばれるものが大半です。私がバリュー投資家というわけではなく、いわゆる高PER(株価収益率)のハイグロース銘柄も持っています。主力の自動車関連銘柄はPBR0.38倍(10,000円入りの財布が3,800円で売っている)ですし、エネオスは0.65倍、鳥羽洋行は0.78倍、東急不HDは0.75倍、丸八HDに至っては0.28倍と際だって破格。無保有ですが地銀なども恐ろしく安いものが大半。これは市場の評価がものすごく低いということで、割安かどうかは一概には言えない。これ以上下がりにくいかと言えば、不人気故に売買高も限られ、少しの出来高で上にも下にも振れやすい。大事なのは中身です。並べてみて改めて、割安です。好決算です。主力の自動車関連銘柄などは今期は色々な逆風もある中、史上最高益は堅い所まで来ている。エネオスは第4四半期に赤字を見込むものの原油高で言わずもがな。鳥羽洋行などは今期2回の上方修正、増配、自社株買いに消却、優待拡充。東急不HDも最高益クラス。丸八HDも大幅上方修正。しかし、どれも株価はさほど。自動車関連銘柄はもっと業績が悪かったコロナ前、コロナ後、前期の水準にも戻っていません。凄い割安度が進んでいます。東急不HDも三菱地所や三井不動産が上方修正で水準を切り上げる中、安く放置されている。エネオスも石油関連5社の中ではここ半年くらいで見ると一番平凡な動き。この3つの共通点は直近の決算で通期上方修正がなかったこと。いや達成しすぎるでしょ、絶好調でしょ、と見えますが、保守的。こうなると第4四半期に相当な減益要因が、不安材料が、という印象。エネオスは実際赤字もある、と。そうなると頷けるところもあります。業績を反映した動き、と言えます。丸八HDと鳥羽洋行はここ最近株価好調。鳥羽洋行は特にです。両者とも上方修正があります。鳥羽洋行は2回です。株価というのは短期では訳のわからない動きをします。しかし、ここ数ヶ月という短期で見ても、ちゃんと業績を反映しています。バリューだからとかではなく。ですので、乗り換えるとかいったん売るとかではなく、好業績が続く内は保有し続けるだけです。

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