気絶投資法/検証編~2021年7月時点では~

stock-investment20210723 日本株投資

以前にコロナショック時に保有銘柄をいじくって結局損をしている、そのまま持ち続けていた方が利益は多かった、という記事を何度かにわたり書きました。

ふと思いついたので、再び現時点での保有銘柄と、コロナショック前の元々の保有銘柄を保有し続けていた場合とで含み益を比較してみました。あくまでも現時点では、ですが、圧倒的に現在のポートフォリオが劣っています。含み益の額で48%も劣っています(!)。年初来パフォーマンスは現在でも日経平均、TOPIXには勝っていますが、コロナ前のままならもっと圧勝しています。当時はファンダメンタルズに影響がありそうなのは、ということで真っ先にLIFULLを損切りしました。これだけは現在時点でも正解と言え、株価は一度自社株買いなどで結構戻したものの、その後に好決算で売られるという展開で再び長期下落トレンドへ。しかし、ソニーを減らし、大王製紙を減らしたことは大間違いで、ソフトバンクグループも少しだけですが持っていたのを切ってしまったことで利益逸失。LIFULLの損切りを成功してもグロース銘柄に乗り換えた判断はちょいと浅く、2銘柄で現在トータル含み損。ソニーを減らしたお金でNTTドコモのTOBを引き当てたものの、それを含めても結局何もしなかった方が利益がかなり大きい。今のところは、ですが。

長期投資家として伝説級の、ピーター・リンチ、ウォーレン・バフェットは「簡単に売買できるからといってするな、相場に鈍感になれ、株は頭脳じゃない、腹が据わっているかどうかだ、2~3年で減って困るお金なら株を買うな」と言っています。買うということは軽くないということですね。リンチのマゼランファンド、あれほどの好成績を収めた投信でさえ、高く買って下落で売って損をした人が多いとは有名な話です。パフォーマンスのいい人は口座があるのを忘れていたか、死亡していた人たちだった、と。この事実や自分のコロナショック時の経験から、売買にはとても慎重になりました。今年はまだ取引0回です。そろそろ発表になる次の決算で、もしかしたら利益確定する銘柄があるかもです。

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