主力銘柄の株価10年チャート

stock-investment20210725 日本株投資

ピーター・リンチの「株で勝つ」を熟読し、長期投資家を目指していますが、保有銘柄中比率約50%を占める1位の集中投資銘柄の保有年数が2年半くらいになりました。買った当時、3年連続最高益更新確実視と、成長銘柄であり、超好財務の資産バリュー株でもあり、株価はすでに2年連続最高益だった1期前の時点で頭うちして下がっており、さらに割安でした。本決算またぎだけで二桁上昇し、その年の4月時点で全体の含み益が15%超え。しかし、既に業績は失速を始めており、その後も米中摩擦のあおりをモロに受け、他の自動車関連銘柄と同様業績、株価ともに長い下落トレンドに入りました。その後の指数上昇にも乗れず、万年含み損。そこへコロナ。・・・ただ株価はそうは落ちませんでした。PBR0.3倍台の資産バリュー株です。既に落ちるところまで落ちている。これが資産バリュー株の「安全域」ってやつですか。ある意味これが主力で救われたとも言えます。精神的にいい。どうせ売りたくても流動性もなくまとめて売れないのも開き直れました。そして昨今の製造業、自動車関連の業績V字回復。これは前下半期から始まっており、今第一四半期で更に角度を増しています。最近はまた中国始め各国のPMI等を見ると世界景気回復は頭うちしている見方もあり、また半導体不足による完成車メーカーの減産などもあり、私の主力銘柄の業績もこのハイペースを維持は出来ないのか、と思わせます。しかし、急速に進んだ円安の恩恵を除いた営利率がこちらも史上最高レベルに上がっており、会社の中身自体がよくなっている。今期減速があっても、長期では間違いなく成長銘柄。財務は盤石。株価はこの業績ながら過去の最高レベルはおろかコロナ前にも戻っていない。割安も割安。手放す理由がない。ないです。保有し続けます。

タイトルとURLをコピーしました