続・続・気絶投資法

stock-investment20210509 日本株投資

ピーター・リンチの「株で勝つ」を参考書に、ファンダメンタルズ投資を心掛け、株価の上下に一喜一憂せず企業を観察し続け、長期で保有し続ける、そういうスタンスでいこうと常日頃言い聞かせてますが、なかなか実感としてはまだまだと言ったところです。投資歴自体3年に満たず。一番長い期間の保有銘柄でも2年ちょっとです。それなりには「株価ではなく会社に投資する」という感覚がわかりかけてきたかな、という程度です。

過去にコロナショック時のポートフォリオ入れ替えで私も、伝説級の投資家かぶ1000さんも、他の私の知るあるバリュー投資家さんも、結局損をした、という記事を書きました。

リンチも、決して内容を知らずに持ち続けていい株など一つも無い、優良株と言えど、何十年か持っていてインデックスや債権に大きく負けているなら個別株投資をやる意味は無い、とも説いています。が、相場の下げ等の会社の業績見通しと関係ない要因については耳を塞ぐべきで、良い株を持ち続ける限り個人投資家には時間が味方となる、とも書かれています。そして投資においては株の利益は債権のそれに勝る、とも。投資に必要なのは頭脳ではなく、腹が据わっているかどうかだ、と。私の短いなりの経験からも、いくつか実感させられる出来事がありまして、最近だとNTTドコモは買った直後に菅さん発言(携帯料金値下げ圧力)で急落し、これは保有理由が崩れたか、ファンダメンタルズが毀損したのか、と考え込んだものです。しかしこの銘柄の長期ホルダーの億り人の方の発言や過去の急落時の株価の動きを見たりして、保有継続を決め、ほんの3ヶ月でTOBされて40%近くの利確。その資金で今の保有比率2位のソニーに即乗り換え、いきなり4%以上下落しましたが、その後トントンと50%の含み益まで短期間で到達。今は決算後急落していますが含み益は大きい。保有比率3位のMonotaROにしてもグロースらしくマザーズよろしく上下の激しい銘柄で、含み損の時もありましたし、50%近く含み益にも行きました。今また落ち込んできていますし、どこまで行くか見通せませんが、まずまず含み益ではあります。もう一つの含み益の大きい銘柄、大王製紙にしても、結構長いことじり安が続いた後、更に急落もあり、その後の上方修正、株価スパイクアップなど想像も出来なかった。ただ業績を見て、安易に決め手もなく乗り換えるのだけはやめようと、それだけです。これからも基本スタンスは変えずに、業績を注視していきます。

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