主力の自動車関連銘柄の同業類似他社の決算の状況②

stock-investment20210518 日本株投資

決算シーズンで、特に目立っている一つは自動車関連でしょう。コロナで大やられ、業績は前期に底打ち、下期回復鮮明で予想を上回る着地という決算が相次いでいます。私の主力銘柄もそうですが、2月締めの決算故に同業類似他社よりも半導体不足による完成品メーカーの減産の織り込みが不十分という不安がありました。しかし3月締めの決算がでるにつれ、そこまで気にすることではないというふうに思えてきました。決算では各社そのことについては振れられており、影響は限定的としていたり、織り込んでなお、インパクトの大きい今期大幅増益予想。ドル円レートも円高想定。業界全体として相当な回復を見込んでいるということが見えてきます。株価も大きく出遅れており、回復の余地が大きい。好決算でも売り込まれるのが目立つ現在の相場にあって、我が主力もKYBも大同工業も決算直後の株価の反応はポジティブでした。もともと低PER、PBRが定着してしまっていた自動車部品業界でコロナ等による下落、そして出遅れで割安感があふれ出ている。そこへ来てのこのギャップの好決算。この傾向はいわゆる景気敏感バリューと呼ばれる他のセクターにも見られます。厳しい相場ですが業績を観察してホールドしていきます。

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