2020年3月成績

stock-investment202003 日本株投資

コロナの猛威はとどまるところを知らず、原油は一時20ドルを割り込み、欧州ロックダウン、外出規制など、スペインに至っては2週間労働すらほぼ禁止。影響は計り知れません。ドル決済による強制売り、買いなどでドル不足で円安傾向で、円高はまだ進んでいません。サプライチェーン寸断で物件が完成出来ず不動産の最終引き渡しが滞る、あるいは世界経済急減速で不動産市況暗く?すでに解約相次いでいるとか?リーマンの時のようになるという見方も?四半期決算が成長のための投資で悪かったハウスドゥ、LIFULLはもとより、不動産含み益莫大で業績も堅いメガ不動産も軒並み投げ売られ、ずっと堅調で含み益を蓄えてきた東急不HDも数日で半額近くにも。ソフトバンクGも大幅下落後巨額の資産売却と自社株買いを発表し急騰から、2段階格付け引き下げや投資先破綻で再度下落と、ハイボラティリティー。ゲーム株でもあり巣ごもり銘柄と見られて上昇も見られたソニーも上方修正分打ち消し現実味と発表。一方で内需、生活必需品、かつマスクやトイレットペーパーといったテーマ商品を扱いシェアが大きく、決算も良く、コロナでも今期業績も明るいであろう、原油安も円高もプラス要因という大王製紙が堅調。前月比+で年初来でもほぼトントン。LIFULLはかつて100倍超えだったPERも今や10倍を割り込み、絶好の買い場、財務堅牢で長期で見れば堅調で保有あるのみというスタンスでしたが、不動産市況はもとより、売上高で約20%、利益ではそれ以上を占めている海外子会社の拠点が2週間経済活動ストップのスペインというところが、今期から海外子会社のフル寄与が始まって中期経営計画達成に向けて成長の年になるというストーリーと齟齬を来したので、また、結局海外のことは詳しくわからないというところもリスクと捉えられ、ファンダメンタルズが変わったということで50%という損失確定売りをしました。のれんの減損とかどれくらい業績悪ければ為されるのかとかよくわかっていませんが、どうなんでしょうか。株価はもう十二分に下落してPERも割安、これ以上落っこちるのか、さすがにもうないんじゃないか、とも思うんですが・・・リーマンの時はそれが全く通用しなかったそうで。

底値は固いと言われるバリュー株もバンバン投げ売られ、何なら薄板故に暴落局面では極端に落ちていったり、ディフェンシブと言える銘柄は知る限り大王製紙くらいだった。この銘柄はリーマンショック時も値上がりした内の一つ。バリュー株はリバウンド局面でもついてこない傾向があるのも痛い。反面極度に割安で放置されているとも見える。しかしその数字が当てにならないのが暴落局面。日経PBR1倍も簡単に割り込んだし、0.8倍もすぐいった。17,000円割れで日銀が大規模な買いを入れなかったら・・・?今も露骨に買い支えている。

テーマ銘柄、マスク、空調、消毒、薬、ドラッグストア、人工呼吸器、リモートワーク関連などは年初来高値をつけるものも。ものすごい大相場になっているものも多い。思わずのりたくなるが、それは自分のやり方ではない。前々から世の中の流れに沿うと見て投資していた銘柄が見事に現状に刺さって(リモートワーク)急騰している井村さんなんか投資家の理想像。ああなりたい。井村さんとて始めて1~2年は思わしくなかったという。頑張るしかない。今かなりいい勉強が出来ていると思う。

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