3457ハウスドゥ、8515アイフル、3880大王製紙 四半期決算

stock-investment20210212 日本株投資

まずハウスドゥ2Q。四半期単体でも累計でも最高益。フランチャイズ順調伸長。リースバックも売り上げはそうでもないが利益は二桁伸長。金融がどうやらコロナ関連の政策融資があったのでリバースモーゲージ需要が低調だったとか?それとリフォームも低調。不動産販売が大幅増収増益で利益的にも大きく寄与。利益の柱はフランチャイズとリースバックで、両方伸びているので○。進捗率も良く、例年下期偏重の傾向?のため通期のレンジ予想内のひとまずの達成は堅そうか。再度の緊急事態宣言の影響はあろうが。コロナ影響で中期経営計画の最終年度を下方修正。これは仕方ない。あると思っていた。それとプレミアム優待倶楽部廃止(私的にはポジティブ。高コストで還元率は悪く、いらなかった。)で、配当性向引き上げとのこと。翌日株価は5%弱下落へ。保有継続に変わりなし。

アイフル3Q。増収幅はさほどではないが、大幅増益。例年通り過払い金返還請求のキャッシュアウトは生じ続けており、次の4Qではまた大きく引当金繰入で利益予想を下にえぐってくると思われる。しかし前年の繰入額の多さに今年のキャッシュアウトの数字を加味した残高を見ていると前年ほどのことにはならないように見え、繰り入れがあってもかなりの増益は堅そう。業績は前期で底打ち、上向き傾向か。翌日株価は2.5%ほど反落へ。保有継続。保有割合は最下位。PFに与える影響は軽微。

大王製紙3Q。再度の上方修正。紙、板紙は新聞減、広告紙減、オフィス紙需要減で減収減益だが、ホームパーソナルケアがえげつない増収増益。コロナ対応見事で、マスク増産体制で大幅増、ペーパータオル等衛生紙増、ベビーおむつ増、アテント増、買収の海外子会社も寄与、この分野のシェアが大きいことが思い切り当たっている。この流れは容易に読めたし、上方修正もあり得ると思えた。3Q期間中は円高、原油安も今よりまだ大きかった(内需、内製の製紙業にとって両方追い風)。今は原油は相当上がっており、円も安い方向だが、ある程度織り込んだ上での上方修正だと思う。決算前に優待拡充も発表しており、好業績が予想できる布石だった。株価は直近大分下げ続けていたが、保有継続に迷いはなく、この後も継続。場中の決算発表で、その日の株価は出来高を大きく伴い急反発。更に翌営業日も窓を開けて続伸し、計13%ほども上がっている。

保有銘柄では他には豆腐製品小売りの篠崎屋に納豆の対コロナ効能の続報があり、より治験が進んで実用化へ向けて研究中とのことで、再び急騰し、続伸している。好決算に株式分割を発表のMonotaROも高い。そして主力の自動車関連銘柄も高い。トヨタの好決算が影響?保有10銘柄中9銘柄の決算出揃ったが全て悪くないか上々。株価も堅調。

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