2024年運用成績+11,050,001円(総利回り61.98%)

日本株投資年次成績

2024年運用成績+11,050,001円(総利回り61.98%)

・月次 ※配当込み、税引き後

1月 +954,902円

2月 +271,102円

3月 +1,386,368円

4月 -260,591円

5月 -109,412円

6月 +556,334円

7月 -245,652円

8月 -827,507円

9月 -233,656円

10月 -454,285円

11月 +9,468,944円

12月 +573,154円

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・主な貢献銘柄 

(年初来上昇率順)

1・知多鋼業(+120.67%) 2・MonotaRO(+78.17%) 3・エネオスHD(+47.88%) 4・ソフトバンクG(+44.75%) 5・サイボウズ(+34.08%) 

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・確定損失銘柄

・なし。年初来マイナス銘柄(年初来下落率順)

1・アイフル(-13.68%) 2.丸八HD(-12.55%) 3.篠崎屋(-12.46%) 以上3銘柄。

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今年は年初からかなり好調な相場で、東証によるPBR1倍割れ是正の流れから小型割安株も好調で、私の保有銘柄も1、2、3月と結構トントン拍子に株価を上げていき、4、5月で少し下がったものの6月で取り戻した上に更に上げ、7月からまた嫌な感じになってきて、8月5日の歴史的暴落に見舞われ、その後の相場の戻りほど株価は戻らず、それまで下駄を履かされてきた小型低PBRの割安バリュー株から資金が抜け始めてモロにそのあおりを食らい、まさにその割安低PBR株にあたる主力の知多鋼業がどんどん下げていき、全体のパフォーマンスでも日経平均やTOPIX指数にどんどん離されていき、そして11月、その主力の知多鋼業が同社の筆頭株主企業であるカヤバによるTOBに遭い、株価急騰。一気に2倍以上となり、この銘柄1つで保有銘柄全体の45%を占めている私のポートフォリオの成績も一気に高まり、12月も知多鋼業の株価は上げ止まったものの少し上がり、全体でも上昇し、年初来で60%以上の上昇で終われました。年内受け渡しの最終取引日の26日も+で、年初来(生涯)高値で締めくくり。投資開始来、年次成績としてはエポックメイキングな飛び抜けた数字をマーク。約6年間通算でも年率複利換算で毎年+12.5%、投資元本に対しては2.06倍と、同期間のTOPIX(1.74倍)を上回ることとなりました。

個別株投資において大切にしていることは一貫していて、まず前提として最悪失っても生活に影響ない余剰資金でやること。そして信用取引(空売り、もしくは信用買いによるレバレッジ)をしないこと。これで最悪でも損失は資金ゼロまで。そしてそうなったとしても残念だったね、またお金貯めてからやろうね、で終わる。生活費まで賭けては利益を出すまでの期間に縛りが出る。恒常的に結構まとまった額プラスになってくれないと成り立たない。自然、信用取引も活用することになる。持ち金の3倍まで(やらないのでよく知りませんが)賭けられる信用買いは+の時の伸びも加速なら、マイナスの時はゼロよりも下に行く。空売りはもっと悲惨で、株価が上がってしまった場合天井知らず(下がった時はゼロまで)なので、損失は無限。コロナショックで暴落した後、そのまま保有していれば年内に反発して爆上げするというのに信用買いをフルでしていると下げが急すぎてそれができない。追加証拠金を入れなければ取引が出来なくなり、現金を入金出来なければ暴落した安値で株を売って手当てしなければならない。こんな破産と隣り合わせでは本業にも打ち込めない。支障が出る。そして運良く短期間で大勝ち出来ても失うのも一瞬。そういう人がたまにX上にも現われます。あれ、あのスター投資家の人、最近見ないなーと思ったら「破産して退場して今は普通に働いている」と教わったりとか。ピーター・リンチの名著「株で勝つ」にも、信用取引の危険性は書いてあり、それをやらずとも市場平均以上の成績を出すことは十分できる、とも書いてあります。私も出来ています。主力の知多鋼業に関しては約6年間保有して株価上昇はTOB発表までは+20%台くらいじゃなかったでしょうか。日々の生活費を稼ぐ目的ならこんな株保有してられません。余剰資金で、長期目線でただただ保有し続けるからこそ、今年初頭の低PBR是正の流れによる株価上昇で売り払わずに持ち続けられた。あの時は「やっと上がった」と、売りたくなったものです。今年は通年では上昇相場ですが、年初来で下がっている銘柄も複数持っています。しかし、どうもしません。基本、株価では測らず、業績を見ます。丸八HDは業績は下降傾向ですが、割安度が度を超えていて、こちらは少し違う目線ですが・・・

来年は知多鋼業をTOBに応募して売らなければならず、売却益も1,000万円を超えますが、譲渡益税の方も200万円を超え、その分のマイナスが確定しています。当然、保有資産全体のパフォーマンスもTOPIXなどに遅れて推移するでしょう。しかし焦らず、指数とも他の投資家とも比べず、同じスタンスで、投資を継続していきます。知多鋼業を売った分のキャッシュは投資元本を超えますが、新たに株を焦らずに買い集めていきます。

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