1月は日経平均+8.4%、TOPIX+7.8%、グロース+0.8%と、わかりやすいというか、大型、高配当、低PBR、テーマ(造船、海運、半導体・・・)ものが強く、小型、グロースが見向きもされない感じですね?素直にテーマにのる個人が造船などで利益を増す中、小型グロース主体の投資家さんの中には年初来マイナスという方もちらほら・・・今までその手法で億単位の資産を築いてこられた方でも、そんな感じ。私の保有銘柄でも(大型ですが)グロースのMonotaROは10%弱も下落しており、もう一つグロースのクラウド銘柄は色々ポジティブな材料もある中でも2.5%ほどしか上がっておらず・・・
保有12銘柄中下落はMonotaROとアイフルの2銘柄。アイフルも去年からずっと弱いですね。これは業績でしょう。減益だし、過払い金関係の引当金が発生すれば更にごっそり持って行かれるし。
他10銘柄は上昇です。日銀金融政策正常化先延ばしで低金利恩恵しかも低PBR、配当まずまずで優待付きの大型、東急不HDは+10.21%。それより上がやはり不動産市況好調の高配当、優待のAnd do HLDで+11.11%。FA機器商社の鳥羽洋行(低PBR、高配当、優待)は+9.71%。かなりの低PBR、半導体不足解消で業績を伸ばす主力の自動車関連銘柄は+7.11%。高配当の代名詞、業績も好調のJTは+6.86%。原油価格上昇が恩恵で高配当、低PBR、大型の、こちらも高配当と言えばで挙がるエネオスも+6.82%。以下、低PBR高配当資産バリュー株の代名詞、丸八HD+4.6%、上場廃止間近の正念場、篠崎屋+3.37%、ソフトバンクG+2.65%、クラウド銘柄+2.48%と続きます。やはりぱっと見わかりやすい。JT、丸八HD、鳥羽洋行は5年来高値を更新しています。
業績面で低配当、高PBRグロースのMonotaROやクラウド銘柄と高配当、低PBRの鳥羽洋行を見比べても、絶対にグロース2銘柄の方がいい。鳥羽洋行は今期低迷。主力の自動車関連銘柄は下期期待が持てるとは言え、そこまで確信でもない。だが年初来株価のパフォーマンスの差は歴然。これが年初の傾向です。で、明日にはMonotaROの四半期決算発表があり、続々と決算発表が続きます。ここからが本来見るべき所。今は好調な銘柄群はいわゆる決算前に買われている状態。それなりの、或いは結構な好決算だったとしてもポジティブサプライズがなければ・・・?いや、サプライズありでも「材料出尽くし」があります。急に上がったものは急に落ちやすい。そういう準備をして臨みたい。