新年1月初週は下落に

お金について

1月初めの相場、月次ここまで日経平均は-1.6%。TOPIXは-2.4%。小型株の多いグロース指数はかろうじて+0.1%。25日騰落レシオは91.8まで下がっています。相場は上がった日もありましたが、大体において広範に下落する全面安相場っぽい様相。ただそんな中、日本株の中心的存在、指数に占める割合の大きいファーストリテイリング(ユニクロ)が大きく急落するなど、指数へのダメージを増大させる出来事も。


保有資産も下落です。月次-0.39%。だいぶ持ち堪えています。要因は主力の知多鋼業が下がらないことです。今月末頃からTOB開始で上場廃止となる見込みで、決められたTOB価格で買い取り元企業が全株を買うことが決まっているため、その価格帯のやや下から下がらない。この価格でも買って持っていれば利益が約束されているから。これにより、保有銘柄全体の6割以上が下がっていない状況。下落相場には頼もしい状況となっています。ただし、相場がリバウンドして上がった日は、逆にこの知多鋼業がTOB価格に抑えられて上がらないために一気に置いていかれましたが。

今月はこの知多鋼業の他、丸八HDも下げず。篠崎屋、ソフトバンクG、鳥羽洋行は+。最も下げているのはサイボウズで-10%超。MonotaROは-7%近い。アイフルも悪く、-5%超。JTとエネオスもTOPIXより下げているなど、下げているものは大きく下げている。知多鋼業を除いた全ての銘柄の合計だけで言うと月次では-1.83%と、日経平均より下げていることになります。主力様々ですが、今月末か来月早々にはTOBに応募して全株売りますので、かなりの譲渡益が発生し、かなりの税金が引かれますので、そこでおっかないくらいマイナスとなることも確定しています。今年はそのマイナスを抱えての運用となります。しかたないですね。集中投資ですから。

で、こうしている間にもまた米株は大きく下落、日経平均先物も下落に。原油は大幅高。月曜もまた日本株は下がるでしょう。保有銘柄では石油関連のエネオスくらいは上がるかもしれません。しかし気にならなくなってきました。長期目線の大切さを実感としてわかってきました。6年で2.67倍になった知多鋼業以外にも、保有無保有に拘わらず、色々な銘柄が上がったり下がったり、あるいは全然動かなかったりして、3年5年スパンで見たら何倍になっていた、何分の1かになっていた、という様を見てきました。斯様に株価というのは業績に収斂するまで時間を要する。エリアリンクという会社をちょっと下がった時に売らずに5年我慢して保有していれば何倍だった、ハードオフという会社がどう業績を上げようと、いつまで経っても上がらないので買うまではいかなかったが、いつの間にか数倍に、等々、銀行や商社、海運、鉄鋼、造船などにも見られましたが、株価だけ見ていたら低迷時に買うどころか手放してしまう実例ばかり。相場に惑わされないよう、個別企業の業績をウォッチしていきます。

タイトルとURLをコピーしました