決算直後という観点での株価

日本株投資

※画像の株価全体の年初来上昇率31.5%に対して総資産上昇率が14.34%にとどまるのは、4月にそれまでの主力であった知多鋼業を全売却した際の譲渡益税が-8%相当ほどだったことに加え、売却に伴い株以外のキャッシュが一時60%を超えており、その後だんだんと買い増しで20%まで減ったもののその間キャッシュ相当分は上昇はせず、株価自体も年初来では大幅+でも買い増し時は年初より上がっており高く買っているなどの理由で抑えられている。

11月ここまで、日記平均は-7.22%、TOPIXは-1.02%、グロースは-4.79%、保有資産全体では-6.2%と、ほぼ日経平均に準じる下落率となっています。

先月末から今月半ばくらいまで、四半期決算発表のシーズンでした。日本は3月締めの本決算が多く、今の時期は9月末締め分の四半期決算が各社重なりがち。保有銘柄も12銘柄中11銘柄がこの時期です。

主力ソフトバンクGは四半期利益としては日本企業では画期的な値となりましたが、その前から株価は天井を打ち、売られ、決算後も売られ、さらに米半導体関連株も売られたのにもつられ、さらに同社の主たる投資先、今四半期決算の超絶利益の源泉たるオープンAIのライバルとなるGoogle製のAIがリリースとなり、それが相当高性能だとなり、悪材料視され、売られ…と、今月だけで株価は37%安、まさに暴落となっています。まあ、気が気でないのは確かですが、あくまでも保有継続。株価が急落しようとも、買い増しこそあれ、売りはない、というのに変わりはないです今の所。

AIを全くと言っていいほど活用していないのですが、どうやらGoogleのAIは評判がよく、オープンAIから乗り換える方向のXのポストが目立っていますが、まだまだそれだけでは判断できない。巷では一斉に普段ソフトバンクGを見ているわけでもないインフルエンサーによる「ソフバンオワコン」ポストやYouTube動画などが増え、これはいつか見た景色だなあ、とも。その当時は、ちゃんと中身をわかっている人、例えばかぶ1000さんなどはがっちり同社株を保有し続け、かなりの株価上昇を得ています。今回はかぶ1000さんはもう売った後らしいですが…

で、どうもそればかりに目が行ってしまいますが、他の保有銘柄の決算はほぼ好決算が目立ち、株価の方も今月は指数が下落する中、9銘柄上昇、3銘柄下落と、いいです。下落しているソフトバンクGと篠崎屋にしても、決算はいい。いまいちだったのはAnd do HLDくらい。そのAnd do HLDにしても、悪いなりに会社予想より上振れはしている。

東急不HDは最高利益、増配、株価+13.52%。アイフルも上方修正、株価+8.37%。サイボウズは超絶決算継続、株価+8.29%。JTは上方修正、増配、株価+7.55%。鳥羽洋行は微妙ながら、高配当、PBR1倍割れの割安で上昇余地あり、株価+5.13%。エネオスは下方修正ながら前年比大幅+、増配、株価+4.49%。…と、あらためて、いい。保有銘柄は実は絶好調。主力ソフトバンクGのこれまでの上昇がすごすぎて、結果ポートフォリオに占める割合が増え、下落に転じた場合の影響度も大きくなり、資産全体を減らす今月は、他の銘柄の絶好調が見えなくなっていた。

明日、またソフトバンクGは急落しそうですが、せいぜい気にせず、資産が減ろうとも保有継続で。

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