2021年1月成績

stock-investment20210131 日本株投資

年初からいきなり篠崎屋の大ブレイク(低位株と呼ばれる安値銘柄に時々ある仕手筋による材料無しの急騰急落ではなく、対コロナで納豆が取り沙汰されたことによる材料連想の急騰)があり、一時的にPFは相当上がりましたが、もちろん売っていません。そこからかなり株価は急落していますが、まだ年初来で高い。そして第一四半期決算かなり良かった。しばらく株価は全くわかりませんが、保有継続するのみです。他、主力の自動車関連銘柄が上値は重いものの地合の悪い中堅調で、コロナ出遅れ銘柄の東急不HD、ハウスドゥも上昇。ここ最近の急落局面でもダメージらしいダメージがありません。ではバリューへの資金シフトでグロースが壊滅しているかというと、保有銘柄中では年初来だとそんなことはなく、好業績に支えられて下落していません。かつてのようにポンポンと上がったりもしていませんが・・・

工場ロボット大手のファナック(無保有)の上方修正に見られるように、製造業の業績回復は明らか。保有銘柄の製造ロボット商社の鳥羽洋行の決算にも期待が持てるような気もします。自動車業界はこれから半導体不足による減産が、篠崎屋のような小売業界は緊急事態宣言による時短営業の影響が、それぞれ懸念される所ではありますが、時間軸を延せばそこは明るいかなと。

面白いように上げていた大王製紙がかなりチャート的には天井を打って下落トレンドに転じたように見えます。現在揉み合っていますが・・・それとソニーが指数同様に大分下げています。しかしこれらもやはり決算に注目して持ち続けます。今のところ業績面で懸念はあまりないです。大王製紙は優待拡充を発表しました。株数を緩和し、内容は上げるというもの。増配に優待拡充です。これ自体はどうでもいいという方も多いでしょうが、これが出来るということは業績は・・・です。

2月は相場が下げやすいというアノマリーがあるそうです。米株の恐怖指数が跳ね上がり、ハイテク銘柄が軒並みすごい好決算が出ても大きく売られ、急落相場になっています。日経はナズダックのハイテク株の影響を受けやすいソフトバンクGなどで構成されており、ナズダックに連動性が高い。さらには米株ゲームストップに見るロビンフッター狂乱相場に、それへの対処として個人のみ取引停止という不公正な処置を巡り、一大訴訟になるなど株式市場への悪影響で早くもアノマリーが現実味を帯びていますが・・・相場に振り回されずにファンダメンタルズのいい銘柄を保有し続けます。ちなみにソニーは目標株価10,500円が目安で、そこを優に超え、もう売りを検討している、と以前書きましたが、ファンダメンタルズが今のところ揺らいでいないのと、株価自体も割高感もないということで、保有継続の方向でいます。今のところ雰囲気では、その時売ってキャッシュポジションを作っておいた方が良かったような相場下落が予感されますが・・・

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