4月下落相場ここまで

日本株投資

4月ここまで、日経平均は-8.2%もの下落。TOPIXは-5.1%。グロースに至っては-14.4%に。特に先週1週間の下落は急激で、TOPIXは-4.8%とほぼ今月の下げ全部と同等。保有銘柄は今月-3.4%と大きいですが、指数と比べると軽微と言えます。

保有銘柄ではソフトバンクGは今や子会社アームがポートフォリオの大部分を占め、半導体、AI銘柄の位置づけですが今月は-14.66%もの下げ。次いでグロースのクラウド銘柄は-11.19%。そして今までは指数より割高に上昇の恩恵を受けていた不動産の東急不HDが-9.97%、同じ不動産のAnd do HLDが-5.21%。超割安資産バリュー株で下落しにくいとされている丸八HDも-3.47%、同じく資産バリューの鳥羽洋行も-1.76%。同じく資産バリュー、主力の自動車関連銘柄も-1.68%と下げています。しかしさすがにバリューどころはどれも指数より小幅でしたね。エネオスは-1.53%とこちらも小幅下げ。こちらは原油高に中東情勢悪化が追い風になる銘柄ですが、やはり株価上昇の恩恵が大きかった分、下落も大きく、相殺されている。豆腐製品等小売りの篠崎屋は-1.1%。以上12銘柄中9銘柄下落ですが、主力の下落幅が小さく、資産バリューと石油、豆腐も踏みとどまり、全体の下落幅を抑えています。

そして3銘柄は上昇です。JT+0.44%。MonotaRO+3.19%。アイフル+4.77%。この3つも先週のきつい下げで相当急落しましたが、それ以上にそれまでの上昇が大きかった。ちなみに年初来ではエネオスが+28.5%でトップです。2位アイフル+27.11%。今月は急落中の東急不HDが3位で+24.69%。4位MonotaROで+21.83%。5位ソフトバンクGで+21.53%。6位And do HLDで+17.87%。7位JT+11.71%。TOPIXは+11%ですので7銘柄がTOPIXを上回っています。8位主力の自動車関連銘柄も+10.22%と肉迫。マイナスはクラウド銘柄のみで-28%ほど・・・まあ深刻ではありますが・・・業績に疑いはなく。売る気はないです。

ぼちぼちXなどでは「半導体は終わった、今後はバリュー、或いは高金利に連動して銀行株へシフト。グロースとは名ばかりの割高小型銘柄は下落の一途」というポストも見られるようになってきています。保有銘柄の主力どころはバリュー株ですので歓迎とも言えますが、しかしあくまでも個別企業の業績に注目して投資を行ないたい。ざっくりした分類とか全体相場への見立てとか、金利とか為替とか、投資先或いは候補の個別企業への影響は見るけれども、それでスクリーニングはしない。あくまで原則は長期目線で業績を見る。もちろんそのやり方に固執しませんが。中短期での売買も場合によってはしますけど。今のところ2年以上していないというだけで。

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