主力の自動車関連銘柄に資産の半分ほどを集中投資しています。ほぼ投資開始来から継続中です。自己資本比率75%、時価総額以上の現金を持ち、更に投資有価証券もかなりの額。資産をあまりにも遊ばせている「資産バリュー株」であり、低PBR、PER、ROEと計算上なります。割安であることは間違いないながら、成長性、将来性に数字の上では疑問符がつきやすい。景気敏感株でもあり、昨今の米中摩擦からのコロナ禍でモロに影響を受けた自動車業界のご多分に漏れず業績、株価とも2年以上振るわず。割安度に拍車がかかったところに前下半期からの世界の製造業の活発化、V字回復が来て、この銘柄も驚くべき業績の上向き具合を見せています。数字の上では今第一四半期などは過去最高利益率、額と思われます。半導体不足による完成品メーカー減産の影響があっても、です。単純計算なら優に通期最高益ペース。ただ世界経済はPMI等からも頭打ちを見せており、半導体不足は慢性化、この先は不透明で、当銘柄もかなりの進捗率ながら上方修正はなし。こういった状況で、株価は大きく反応はしなかったものの、しかし上向き傾向で、出来高がほとんど普段無かった中、そこそここなす日が見られ、買いたい人が買い売りたい人が売り、一度沈んで浮かび上がり「カップウイズハンドル(カップの取っ手)」チャートを形成しそうです。ここを上抜けて新高値を取った銘柄は上値を追うとは「新高値投資」のオニールの言です。割安ですから、上昇余地に疑いもなく。まあ、そうならなくても保有継続継続です。