保有銘柄は大半が年初来+ですが

日本株投資

今年は長年ポートフォリオの主力だった知多鋼業をTOBに応募することで全売却し、1銘柄で一千万円を超す利益となりましたが、譲渡益税も約230万円かかり、その分年初来パフォーマンスはマイナスとなり、現在-192万円ほど。つまり譲渡益税分を除けば40万円弱の+となっています。

日経平均は年初来⁻7.7%、TOPIXは⁻3.5%と未だマイナス。しかし月次では5月2営業日で双方とも+となっており、トランプ関税ショック安相場を着々と戻しています。保有銘柄は5月2営業日で上がらず、⁻0.04%です。しかし、その中でも関税ショック相場の打撃の大きかったソフトバンクGは+3.36%と日経平均(+2.2%)を上回る上昇に。同じく関税と、トランプ政策による原油安誘導ショックで大打撃のエネオスも+0.93%。JTは+1.84%で年初来高値。

年初来では12銘柄保有中で8銘柄が+。下落はソフトバンクG(-18.71%)、エネオス(⁻16.46%)、サイボウズ(⁻1.03%)、鳥羽洋行(⁻0.29%)のみです。一見そんなに落ちていないようですが、ソフトバンクGのマイナス分だけでも相当大きく、エネオスもひどい。年初来で15%上昇しているヤマシタヘルスケアHDや11%上昇のAnd do HLD、10%上昇のアイフル、JT、8.6%上昇の東急不HDなどの銘柄の利益を全てかき消しています。

4月頭の急落時にソフトバンクGとエネオスも買い増ししていますが、株価はあまり戻っていません。ほんとうはもっともっとキャッシュを注ぎたい衝動、焦燥に駆られていましたが、踏みとどまりました。投資を始める直前、いつ買おうかと窺っていた当時の10月に急落相場があり、それを見届けてしばらく落ち着くのを待って、年末に買いに動きましたが、焦って資金のすべてを注いでフルポジションにした10日後に再びショック安相場に見舞われ、一気にマイナス10%となった経験があり、買いは焦るもんじゃないという教訓を得ました。また、コロナショックの際も、株価の乱高下に気を取られて業績よりも株価で投資先を選んでしまって損失を広げました。

それらの経験から、株価がその時すごく安く見えようと、焦って買わない、あくまでも株価ではなく業績を見て投資していく、というスタンスが固まっています。なので、GW明けから相次ぐ四半期決算を見届けます。残りのキャッシュをまた投資に回すのはそれからです。

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