4月は主力の自動車関連銘柄の本決算発表で、私の保有銘柄全体の成績が動くときです。第3四半期決算の時点で経常利益と純利益は過去最高をぶっちぎりで更新するのは堅い数字でした。営業利益は微妙でしたが、おそらく原材料、エネルギー、物流費上昇や半導体不足に部品不足による減産の影響も出て未達だろうという、その通りの決算でした。今期の予想はさすがにそれら悪材料も織り込んで、しかし旺盛な需要に全く供給が追い付いていない自動車業界ですから増収は見込み、減益予想の内容。それを受け株価は下に反応。業績はコロナ前に戻るどころか最高で、今期予想も悪くなく、でしたが株価は戻らず。自動車部品銘柄というだけでマクロの影響も受けやすい。同業他社で業績は全くうちの主力に及ばない中央発條が下方修正すればうちも下がるというような・・・今年も投資成績は振るわなそうですね。自動車業界全体の明るい材料が出るといいな。うちの主力は二輪車向けがシェア1位で、そのセグメントは前年比30%超の伸び(四輪は10%台)でした。二輪業界はコロナ禍下でキャンプなどと同じく非接触のレジャーということで、自転車と同様に活況。これは好材料です。あとは四輪が復活してくれば・・・
4月は保有銘柄ではJT、東急不HD、鳥羽洋行、アイフル、ソフトバンクGが逆行で値上がりしています。JTはロシア事業が利益面で大きく、今後撤退ともなれば大きく毀損しますが、3月の下落から切り返し傾向。東急不HDは他の不動産銘柄と似たチャートで、業界全体が上がっています。鳥羽洋行は微増。ほぼ変わらず。去年の下落相場でも落ちずに上がり続け、業績、株価好調です。アイフルも上昇していますが、保有割合は小さい。ソフトバンクGも下落が大きかった分、投資先の中国関連の好材料やナスダックの切り返しなどでも上がっています。意外と指数と比べると健闘していますね。うちは。まあ主力が厳しそうなので今年もまた最終的にはTOPIXに負けそうですけど。