納豆に含まれる何やらいう成分がコロナを封じ込めるとかいう趣旨のニュースが取上げられた影響で?多様な豆腐製品小売りの篠崎屋(三代目茂蔵という店舗を展開する)が最近株価急騰の日が出ています。納豆を取り扱う会社で上場している会社がとても少ないため、納豆の思惑買いで買われる銘柄といえばこれと他にはやまみくらい?篠崎屋とて納豆はほとんど取り扱っていません。ただのアメリカ産大豆の格安の納豆と他には1種類くらいしか知りません。豆腐類やお惣菜、弁当、調味料、ドライフルーツや豆腐スイーツ等はかなり豊富ですが・・・それでもこういう時には買われます。元々株価も100円そこそこのいわゆる「低位株」と括られる銘柄で、日頃から仕手筋が入り、こういう材料がなくとも時折一時的に株価が吹き上がり、デイトレ相場になります。そういう思惑で下がっている間に仕込んでいる低位株狙いの個人投資家も多く、短期で急騰しては急落する側面もあります。私は元々納豆が好きで、株式投資を始めるにあたって何のとっかかりもなく、仕事や得意分野でも投資に結びつけられる事柄も思い浮かばず、納豆関連で何かないか、と探した結果見つけて、初めて買った銘柄が篠崎屋です。会社として納豆なんか力入れてない、種類もない、美味しいわけでもない、とはわかっていつつも、財務も一応いいし、上場企業ではニッチな業種だし、ずうっと業績低迷して株価も下がってるけど最近は高価格帯のオリジナル商品に力を入れ出して利益率が大幅に上がり、闇雲な出店も自重し、大幅黒字体質に転換しつつあり、身近でありふれた理解できる事業内容だし、ということで。その後実地調査で商品を買って試してドはまりして、すっかり応援している株主です。しかしツイッターなどではそういう人はとても少なく、急騰狙いのデイトレーダーのような株主が多い印象ですが・・・
そういう銘柄ですので、材料で吹き上がりやすい側面があります。いつもは一日で終わって下がるのですが、今日はストップ高で引ける、恐らく初めてくらいに見た展開です。何せコロナ関連です。マスクなら川本産業、テレワークなら米株のズーム、というくらい納豆なら篠崎屋、と言っていいかもしれない銘柄。納豆で探しはしましたが買った当初、こういう風に上がるとは思っても見なかった。まあ、私は長期で業績に期待して買っています。場中に相場を見ることもありません。何度か株価が吹き上がった際も一切利確していません。今日一日の上昇分だけで仮に利確したとすれば三代目茂蔵の品を今年いっぱい食べ放題くらい利益が出ています。しかしこの会社が業績を再び伸ばし、実体がついてくればもっと上がると思います。とりあえず、納豆で何かあったらこの銘柄を思い浮かべるのはいいと思います。
今日は10,500円で売るといっていたソニーもまだ持ち越しており、年高値を突破しました。東急不HD、ハウスドゥ、鳥羽洋行も上がり、珍しくTOPIXをアウトパフォームしたPFでした。主力の自動車関連銘柄は相変わらず相場上昇についてきません(決算も近い)が、無保有の同関連銘柄のKYB、ネツレン、大同工業も揃って上昇と、強い感じです。ただ、大手自動車メーカーの大幅減産の報が入ってますので、まだ我慢が必要そうです。