保有3銘柄、決算サマリー

stock-investment-diary20201109 日本株投資

2926篠崎屋・・・減収減益、通期予想未達。前年同様4Q単体赤字の模様も、2期連続最終黒字確保。コロナ第一波の際に売り上げ減あり。その後外食が減り中食が増えたのもあり前年比売り上げ増が続いたが及ばず。有利子負債減。自己資本比率74.1→76.1%に増。営業キャッシュフロー前期マイナスからプラスに転じる。粗利率改善。店舗数107→103(うち直営1)に減。長期なら黒字体質転換、キャッシュフロープラスは好材料。しかし見栄えは悪いため株価は中期で下落傾向?

7472鳥羽洋行・・・前年比で営業利益3%減も、純利益は+。自己資本比率66→69.7%に増。通期予想修正無し、増配も無しだが、減速止まる。実質上方修正に近い。半導体関連回復、自動車、車載部品は前年を上回り(!)、中国スマホ向け電子部品関連好調と、予想できていた部分とそれ以上の文言も。やはり回復は鮮明。直近コンピュータウイルス被害に遭ったことなどもあり?株価が低落傾向で、買い場かも知れない?

3289東急不動産ホールディングス・・・通期予想を下方修正。しかし主要セグメントの都市事業(賃貸不動産、投資家向けビルなど売却、再生可能エネルギー等)が増収増益で、空室率に変化無く堅調、住宅事業も順調に進捗と、これらセグメントは上方修正。ホテルやリゾート、ハンズなど大幅赤字で下方修正という内訳。好悪とも予想以上。主要セグメントの堅調ぶりはかなり予想以上で、ホテルやハンズ等はまだまだ遅れている。新型コロナウイルス特損計上。長期保有の前提は揺らがず。しかしこちらも短期中期では下落方向か。

長期保有の観点からは好材料が目立っていますが、一般的に見栄えのいい決算と言えそうなのは見当たりませんかね・・・製造業、自動車関連の回復鮮明は嬉しいし、不動産の都市事業増収増益もいいニュース。篠崎屋黒字体質化も+材料。まあしばらく下げ続けるかも知れませんが。

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