
2月は日本株は大幅下落の月となりました。日経平均株価指数は何と-6.1%もの下落。TOPIXも-3.8%と大幅下落に。今年好調だったグロース指数も今月も+とはいえ上げ幅を減らしてきて、月次+0.5%まで落ち込んできました。
保有資産はというと、2月は-0.11%。最終日に少しマイナスに落ち込みました。相場の下落ぶりと比べると相当平和です。主要因は保有銘柄全体の62%を占める主力の知多鋼業が既にTOB開始となっており、売買不可となって値動きがなく、下がっていないことです。この銘柄は今月は最終取引日までに0.45%の+となっており、そこから値動きなし。TOBに応募は完了していますが、まだ受け渡しは行なわれておらず、別口座に移管したままです。
そして、他12銘柄のうち6銘柄が+です。ヤマシタヘルスケアHDは先月大幅マイナス、今月プラスという単なるボラティリティーともとれますが、注目すべき点として、CARPE DIEMという会社がこのヤマシタヘルスケアHDの株を大量買いし続けており、つい最近も大量保有報告が新たに出て、筆頭株主になりましたか?アクティビストではなく長期保有目的?よくわかりませんが・・・当然、先の見通しを明るいと見ての買いと思われますが・・・こういう買いが入っていることはポジティブと捉えても?何せただ事ではない勢いでの買いです。
他、保有銘柄では丸八HDが特に業績面での材料なく大幅高。これは、下落している大型株と裏腹に小型割安株に資金が流れている大きな流れに沿うものと言えそうです。今年上昇しているグロース指数も新興小型株が多い市場の株価です。他には、サイボウズは超絶好決算、大幅増配で上昇。しかもこれほど上がっても、さほど類似他社との比較で株価が割高の水準でもない。同じく好決算、利益大幅増の篠崎屋も上昇。アイフルも好決算。エネオスは子会社JX金属の上場が間近というのが好材料か。相場は下落とは言え、決算月でもある2月は、業績によって個々の株価は動きます。そういう面で、うちは恩恵があった。
下落も同じく6銘柄あります。ソフトバンクGは10%もの下落に。まさに今、日経平均の下げを主導している半導体関連銘柄、という扱い。JTは決算で増配なし、今期減益予想もあり、下落に。MonotaROは好決算持続ですが大きく騰がった後、大きく下げている。鳥羽洋行は決算が微妙でした。やや悪い。And do HLDと東急不HDはともに日銀の利上げが逆風となる銘柄で、セクター全体的に下がっているあおりという感じですかね。
ということで、今のところポートフォリオは踏ん張っています。3月も知多鋼業のTOBによる売却は行なわれず、応募を締め切ったあと、4月頭に受け渡し、入金の流れとのこと。4月に譲渡益税が220万円程発生し、年初来パフォーマンスにすると8%弱ほどのマイナスとなります。そして、投資元本全額の総額を超えるキャッシュが入ります。買いたい銘柄は目処がついていますが、金額が大きいので、焦らず買っていきます。