会社四季報2023年秋号、出ました。私は紙派です。場所えらい取りますけど。いつも同じ個人商店の街の本屋さんで買います。赤字経営ですが店主の気概で閉めないそうです。滅多に行かないですが、やはり本がああして並ぶといいですよね。もちろん跡継ぎなんかいないですから、あと何年続くか・・・確かになくしたくない。四季報は毎号買う割にほんとにきれいなまま、もったいないくらい読まないんですが、やはり投資開始当初もこの本をまず最初の情報源として投資先を決めていますし、今の主力にしても急上昇しているエネオス、東急不HDにしても何にしても買う前には四季報はやはり必ず見ます。それぞれの会社のことについては保有銘柄になるまで、そして保有後も調べられるだけ調べるので最早四季報を読んでも知らないことは書いていない状態になっていますが、改めてまとめて書いているのを読んで確認し直すというか、最近のバリュー株優勢の相場で株価は上がっているもんだから業績が思わしくないんだということを忘れかけていた銘柄等、気づきもあります。数字に関して「四季報予想」という曖昧な数字を載せたり、IRに言わせると取材もされていない、根拠薄弱な内容をあたかも確定情報のように載せている、といういい加減さもあったり、保有銘柄の篠崎屋に関しても最近まで呑気な黒字転換予想を載せ続けて、内心嘘つけ、赤字に決まってんだろ、と思い続けていましたがしっかり赤字になって、ようやく四季報予想とやらの数字を思い切り下げたりと、悪い面もありますが、そこいらをわきまえた上で、信用できる範囲の情報を集める目的で活用するのがいいかと。かぶ1000さんも四季報を最大限活用されて多大なパフォーマンスをあげておられますが、やはり四季報予想なんか信じちゃダメ、と明言されてますしね。そういう自分の情報の精度の優位性を持っていれば四季報のいい加減さはむしろチャンスとなり得るとも誰かが言っていたっけ。今号は保有銘柄については何も大きな変化や気になる情報などは無かったように感じます。むしろ自分の知識より初歩の、ああそういえばそうだったな、という基本情報をおさらいできた程度でしょうか。参考にはするけどあまり振り回されないのが重要かと。