現時点では資産バリュー株の当たり年

stock-investment20230304 日本株投資

投資歴の浅い(4年くらい)私ですが、その投資歴の中でも今年はレアです。長らく割安で捨て置かれた主力の自動車関連銘柄、この銘柄に大半の資金を集中しているおかげで(それだけが要因ではないですが)上昇相場の年にも乗れず、出来高も少なすぎるため、さっさと売ろうにも売れず、歯がみしてきました。しかし、何とこの銘柄、今年は年初来成績でTOPIXの+6.8%を上回る上昇(+7.13%)を見せている。業績は確かに1月にあった第3四半期決算は下期ブーストが見てとれ、自動車生産は回復している、と確認出来るもの。円安恩恵は莫大で、最終利益は恐らく過去最高を出しそう。しかし営業利益で見ると、原材料費、燃料、物流費等の高騰を受け、そこまで進捗は良くない。これらを鑑みて、堅調ではあるが株価、出来高は加熱を見せず、ゆるゆるとした右肩上がりで、相場自体が上昇相場であることを考えれば見るべき所も特にない、退屈な動きでした。しかし2月終わりから、こうした割安資産バリュー株全般に資金が流入し始め、この銘柄と、何と保有銘柄でも一番割安に捨て置かれていた丸八HDすらも、現時点でTOPIXを上回る上昇率となっています。この2大バリュー株が・・・他にTOPIXより上がっているのはAnd do HLD(第2四半期に利益計上のタイミングが集中して単期最高益)とクラウド銘柄(著名個人投資家I氏が大量保有報告で急騰)のみで、全12銘柄保有中で4銘柄に過ぎません。その内2つが万年割安といわれた資産バリュー株とは・・・!いい兆候ですね。別にバリュー投資家ではないのですが、保有銘柄の過半がPBR1倍割れのバリュー株になってしまっているので、追い風と言えます。業績も伴っているので、決算で更にブーストとなるといいのですが・・・

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