保有銘柄は半数が年初来マイナスも全体は+を保つ

stock-investment20221224 日本株投資

保有銘柄は主力の自動車関連銘柄(全体に対する割合45%)が年初来-2.21%で、TOPIXの-4.7%には勝っているもののマイナスで、額は保有割合が大きいため一番大きい。率で一番下げているのはAnd do HLD(ハウスドゥから社名変更)で、-14.21%。最高益予想で、継続成長見通しの中期経営計画も出している。しかし株価はずうっと低迷。低PER。かなりの高配当利回りになってしまっていたところを、昨今の日銀実質利上げのショックもあり不動産全体の下落にも巻き込まれる形で更に割安に。次いでMonotaROは-10.95%、篠崎屋-8%、丸八HD-3.66%、東急不HD-1.24%です。以上6銘柄が年初来-。丸八HDは配当利回りもよく、実質マイナスはほとんどない。東急不HDは配当含めればまだ+。東急不HDは、ここ最近でかなり下落していますが、まだ年初来ではこんなものなんですね。他6銘柄が+。首位はクラウド銘柄で+22.5%。今週19%下げていてなお、です。いかに今年上げ続けているか。2位JTで+21.64%。ロシア事業で何か悪材料が出ない限り順調という感じ。3位アイフル+11.24%。4位ソフトバンクG+5.94%。5位鳥羽洋行+4.31%。鳥羽洋行は配当利回りの方もそれくらいで、実質+は大きい。6位エネオスで+3.09%。エネオスも最近チャートは下りもいいとこで、原油価格に連動してますが、年初来では+です。配当利回りもいい。以上の結果、保有銘柄全体の年初来成績は現時点で配当(税引き後)込みでは+1.19%。配当抜きでは-0.64%に落ち込んでいます。しかしTOPIXは-4.7%ですので、大分健闘していますね。要因は動かなかったことに尽きます。今年は売買無しです。買いたい株があって乗り換える、あるいは、ある保有銘柄が売り時であるので売り、ある保有銘柄は割安であるから買い増し、リバランスする、等の前向きな理由なら売買はありです。しかし、今年はそうではない場面で売りたい気持ちに駆られる場面が何度もありました。クラウド銘柄等の株価は一時は年初から半分未満に割り込みました。保有銘柄でもう少しマシな、上がっていきそうなものに乗り換えようかと悩みました。しかし業績はいいのだから、待ってみようと思い直しました。コロナショック時には後に大きく上がるソニーと大王製紙を同じような理由で安値で売り、当時勢いのあったグロース銘柄に乗り換え、一時50%も値上がりしましたが、その後すぐ思い切り下げて大損しています。ソニーと大王製紙は全部は売らなかったのでその後の上昇の恩恵には与れましたが、グロースの損の方があまりにも大きく、打ち消してしまった。その反省から、株価が下がっているから売って乗り換えるということはしない、と決めました。半分未満に下がったあとも保有を継続したクラウド銘柄は底値から3倍以上に上がり、今は保有銘柄で率、額とも今年一番上昇しています。今、また下落相場ですが、まずファーストチョイスは売買しないこと。株価ではなく会社に投資する、を貫き、業績のみを注視すること、です。

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