9月は下落相場 しかし不動産強し

stock-investment20220924 日本株投資

9月は米市場下落、日本も今のところTOPIXは-2.4%。保有銘柄全体では-1.73%と、まだ小幅にとどめています。12銘柄中8銘柄下落ですが、13.75%も下落中のMonotaROと4%弱下げているソフトバンクG、3.3%ほど下げているエネオス以外はTOPIXより下げていません。MonotaROは上下の激しい銘柄で、特段の材料があっての急落というわけではないと思われます。むしろ業績推移は今期も上ぶれており、良好です。上がる時も大きく上がります。ソフトバンクGは下がっている米ナスダックとどうしても連動する。エネオスは原油価格と連動する。ちなみにMonotaROもエネオスも年初来では大分+。TOPIXは-3.8%です。主力の自動車関連銘柄も今月0.6%ほど下げていますが、月次、年初来ともTOPIXよりは下げていない。全体的には保有銘柄はやや強いと言えそうです。今月上昇しているのは、丸八HD+0.4%、クラウド銘柄+0.44%、JT+1.65%、そして東急不HD+4.39%。東急不HDは年初来高値を何度も更新しています。一等地の賃貸不動産などを大量に保有し、含み益は莫大。ただでさえ株価純資産倍率PBRが1倍を割っているのに、それら不動産の含み益を加味した実質PBRは相当な低さで、単純に資産バリュー株としても投資対象になり得ますが、業績面でもレジャー施設やホテルなど多岐にわたる事業形態のため、他のデベロッパー(三菱地所、野村不動産など)と比してもコロナ禍下での悪化がひどかった分、今期のギャップアップも大きい。利益面での貢献の薄かった東急ハンズもリストラし、配当利回りもまずまずで、旅行などする方なら優待の威力は破格。系列の施設をお得に利用できます。こういった割安銘柄が大半を占める構成のポートフォリオ故、下落相場には概ね強い。週明け、また派手に相場は下落に見舞われそうですが、堪えて保有し続けることにします。

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